⑬アンジェリック20 (ドゥラメンテ産駒)Angelic 20
2020年3月2日生まれ
牝
/ 青鹿毛(生産:杵臼牧場)



2022年3月
2021年12月
2021年11月
血統表
Pedigree Tableドゥラメンテ 鹿毛 2012 |
キングカメハメハ 鹿毛 2001 |
Kingmambo | Mr. Prospector |
---|---|---|---|
Miesque | |||
マンファス | ラストタイクーン | ||
Pilot Bird | |||
アドマイヤグルーヴ 鹿毛 2000 |
サンデーサイレンス | Halo | |
Wishing Well | |||
エアグルーヴ | トニービン | ||
ダイナカール | |||
アンジェリック 鹿毛 2011 |
シンボリクリスエス 黒鹿毛 1999 |
Kris S. | Roberto |
Sharp Queen | |||
Tee Kay | Gold Meridian | ||
Tri Argo | |||
タガノアイリス 鹿毛 1997 |
トニービン | カンパラ | |
Severn Bridge | |||
マルカアイリス | ブレイヴエストローマン | ||
イカホゲレン |
募集要項
Information
入厩予定先
関西・栗東・武英智
総額(総口数)
1,400万円(200口)
一口価格
70,000円
維持費
3,000円/月(2歳1月より)
保険料
2,240円/年(2歳より)
生産・育成の現場から
Report【競走馬名】
アンジェリカル Angelical 母名より+福音の(エヴァンジェリカル(英))。たくさんの嬉しい知らせを
2022年5月(2歳育成馬情報)
滋賀県のチャンピオンヒルズにて、屋外フェルトダートコース1100mとウッドチップ坂路1本を18秒ペースの調教を行ない、厩舎長は「体力面がしっかりしているので、調教を進めていける状態です。ハミ受けや身体の使い方に少し気になる点があるので矯正しながらペースを上げていきますが、動きに良いものを持っていると感じています。これから調教を強化していっても飼葉食いが落ちずに身体が成長してくれれば、さらに良くなってくるでしょう」とコメント。その後は「こちらに移動してきてから、この馬の事をひと通り把握できたし、武(英)先生からも問題がなければどんどん進めるように指示を受けているので、15-15の調教に進めています」と厩舎長が話す通り、屋外フェルトダートコース2200m、またはウッドチップ坂路1本を15-15のキャンター調教を行なっています。厩舎長は「力のいる馬場ではふらつきやすい細身の牝馬ではあるものの、馬場が荒れた時間帯の調教でもしっかりと走れるように、もうしばらくは筋力強化に重点を置いた調教を行なっていきます」と話していましたが、翌週は「走りに影響を及ぼすような癖はなく、しっかりと乗り込む事ができています。とても前向きな気性をしていますし、坂路でも手応え良く余裕ある動きができる体力が付いてきました」と話すように、着実な成長がうかがえます。なお、本馬の父ドゥラメンテ産駒のスターズオンアースが桜花賞(G1・阪神・芝1600m)を、タイトルホルダーが天皇賞・春(G1・阪神・芝3200m)を制しました。
2022年4月(解説)
父ドゥラメンテの初年度産駒である現4歳世代が言われた牝馬不安説は何処へやら。古馬になってアイコンテーラーがオープン昇級を果たせば、2世代目産駒のスターズオンアースとベルクレスタが重賞戦で勝ち負けを演じ、牝馬クラシックに名乗りを上げている。また、チューリップ賞ではサウンドビバーチェが、惜しくも桜花賞の切符を逃したものの見せ場たっぷりの好内容。今や不安説は口の端にも上らない。本馬の母アンジェリックは芝の1400~1600mで4勝を挙げたステークスウィナー。繁殖入り後は同父の2番仔ギャラクシーナイトが5戦2勝2着2回と将来が楽しみな活躍を見せている。本馬は母の初の牝馬産駒でスピードタイプの走りを見せており、牝馬特有の切れる脚が競馬場で見物だ。当クラブへ初提供となる名門・杵臼牧場は目下絶好調。今年のフェアリーSをライラックで制するなど、勝ち星を量産している。そして、その量産の一翼を担う武英智厩舎とファンタストクラブ木村牧場とのニュートライアングルに絡まない手はない。そして、すでにファンタストクラブ木村牧場での育成を卒業し、栗東トレセン近郊まで移動を済ませた虎視眈々な本馬。夏の青々としたターフの上を青鹿毛の彼女が飛び跳ねるのが楽しみだ。
2022年4月(2歳育成馬情報)
日高町のファンタストクラブ木村牧場では、屋内ダートコース2400mを18秒ペースまたは屋内坂路1本を14-14の調教を行ないました。場長は「屋内坂路コースは実質3ハロンしか時計が出せませんが、14秒ペースでも楽に登ってきますので体力は十分です。屋外ウッドチップ坂路は5ハロンから時計が出せるので早くその調教に進めていきたいのですが、例年は3月後半に雪解けして使用可能になるものの、今年は雪が多いので4月にずれ込むかもしれません」と話しています。今後の予定について、「武(英)先生が見にこられ、夏競馬から活躍できると見込んで移動する事になりました。まだ、屋外坂路は雪解けしておらず使用できないので、追い切りまでは調教できていませんが、移動先で進めていける状態になっています。移動後も問題なければ6月デビューを予定して進めていきたいと話されていましたよ」とファンタストクラブ木村牧場場長が話す通り、3月中旬に滋賀県のチャンピオンヒルズへ移動しました。到着後は角馬場で軽めの騎乗調教を行ない、厩舎長は「輸送熱等もなく、無事に到着しています。今は環境の変化に戸惑っている感じがあり、飼葉食いが少し細いので角馬場の運動だけで様子を見ながら環境に慣れるのを待っています。でも、少しずつ飼葉を食べだしているので、すぐにコースでの調教に入れるでしょう」とコメント。その後は屋外フェルトダートコース1100mとウッドチップ坂路1本を18秒ペースの調教を行なっています。武(英)師によると「理想通りの成長曲線で順調に乗れていて、育成牧場の騎乗者が背中の感触に惚れ込んでいます。これからさらに成長してきそうな体型ですので、ますます楽しみが持てますね。今後の馬の状態や厩舎事情にもよりますが、早期に入厩させて早期デビューの青写真を描いています」との事です。なお、本馬の全兄ギャラクシーナイトが3歳1勝クラス(中山・D1800m)で連勝にて2勝目を挙げました。さらに、本馬の父ドゥラメンテ産駒のタイトルホルダーが日経賞(G2・中山・芝2500m)を制して重賞3勝目を挙げています。
2022年3月(2歳育成馬情報)
日高町のファンタストクラブ木村牧場にて、屋内ダートコース3000mまたは屋内坂路1本を17秒ペースのキャンター調教を行ない、場長は「やはり動きがいいですね。角馬場でのウォームアップの動きひとつを見ても、後肢のバネや背中の強さを感じられます。これから15-15の調教を始めますが、順調に進めば夏競馬でデビューできるでしょう」と評しています。その後は16秒、15秒と段階的にペースを上げたキャンター調教を行ないました。場長によると「大雪で騎乗運動ができない日もありますが、うるさくなる事はなくストレスはかかっていないように見えます。そんななかでも体力が付いているので15-15にペースアップしていますが、楽に登坂できていますね。まだ頭が少し高くなる事がありますが、後肢に力が付いてくるにつれて下がってくるでしょう」との事です。飼葉食いについては「飼葉を少しだけ残すのは変わっていませんが、マイブームなのでしょうか、今は配合飼料ではなくてエン麦だけをほんの少し残すようになっています。この仔だけではないと思いますが、よくもこんなに上手により分けられるなと思うほど口先が器用ですね」と場長が話すように、食欲の有無とはさほど関係なく趣味・嗜好に近いようです。2月下旬からは屋内ダートコース2400mを18秒ペースまたは屋内坂路1本を15-15のキャンター調教を行なっています。測尺は体高161cm(+2)・胸囲182cm(+4)・管囲20cm、馬体重は446kg(-4)です。なお、本馬の父ドゥラメンテ産駒のショウナンダールが3歳新馬(東京・D1600m)で優勝し、アリーヴォが小倉大賞典(G3・小倉・芝1800m)を制しました。また、本馬の競走馬名が【アンジェリカル Angelical 母名より+福音の(エヴァンジェリカル(英))。たくさんの嬉しい知らせを】に決定しました。
2021年11月撮影
2021年10月撮影