2021年7月（2歳育成馬情報）

日高町のファンタストクラブにてウォーキングマシン運動を行ない、スタッフによると「まだ脚元への疲れが残っている状態が続いているので、騎乗運動は控えています。次回の獣医師検査時に、必要があれば治療を行なうかもしれません」との事で、その後に「疲労が見られていた脚元に少し痛みが出はじめているので、両前肢の膝裏部にショックウェーブ治療を行なう事になりました。3回ほど治療を行ない、その後の経過を見てから運動メニューを決めたいと思います」と話すように治療を行ないました。スタッフが「2回目の治療を終えた段階で、痛みはひいてきて順調な回復がうかがえますので、3度目の治療後には騎乗運動を再開できるでしょう。休養により身体が緩んでいるので、少し時間をかけて乗り進める予定です」と話す通り、6月下旬からは屋内ダートコース1800mを普通キャンターの調教を行なっています。スタッフが「ショックウェーブ治療にて脚元の状態が回復したので、騎乗運動を再開しています。休み明けでテンションが上がっているので、精神面のガス抜きをしながら基礎体力を戻していきます」と話しており、治療が功を奏して運動を再開できるまでに回復しました。測尺は体高161cm（+1）・胸囲185cm（+4）・管囲20.5cm、馬体重は507kg（+17）です。


2021年6月（2歳育成馬情報）

日高町のファンタストクラブにて、屋外坂路2本を15秒から14秒へペースを上げた調教を行ないました。スタッフによると「ここ最近、グングン動きが良くなっています。ダンカーク産駒ですが飛びがとても軽くていいですね。これまで預かってきたダンカーク産駒とは違う感じがするので、母父のサンデーサイレンスが出ているのかもしれませんね」、「強めの調教をしっかりと乗り込んできた事で、身体が引き締まって全身の筋肉が浮き出てきて、メリハリのついた素晴らしい馬体になってきました。気性面の成長を促がしながら、さらに体力を付けていきます」との事です。また、ゲート練習については「坂路調教と並行してゲート練習を行なっています。ゲートはまだ通過と駐立だけですが、普段はソワソワとしている割にはゲートの出入りをスムーズにこなせていますので心配はなさそうです」と評しています。その後は「順調に調教を強めていましたが、脚元に疲れが出てきたので、一旦リフレッシュさせる事にしました。気性的にも以前よりもピリピリしてきそうだったので、ちょうどよい休養になってくれるのではと思っています」と話す通り、パドック放牧で静養しています。測尺は体高160cm（±0）・胸囲181cm（±0）・管囲20.5cm、馬体重は490kg（-10）です。


2021年5月（2歳育成馬情報）

日高町のファンタストクラブにて、屋内ダートコース1800mと屋外坂路1本を20秒ペースのキャンター調教を消化。スタッフは「常に落ち着いて行動できるようリラックスさせながら、開場した屋外坂路コースでのスクーリングを行なっています。跨っている間は時々物見をしますが、目立ってソワソワする事はありませんね。まだ精神的な幼さが残っていますが、体形的には幼さが抜けてきました。身体にメリハリがついて動ける体形になってきており、動き自体はとても良いですね。これからの精神面の成長とともに、どんどん良くなってきそうです」とスタッフが評しています。その後は徐々に調教ペースを上げ、屋外坂路2本を15-15のキャンター調教を行なっています。スタッフによると「調教によって身体に締まりが出てからは急激に動きが良くなってきたので、さらに調教ペースを上げています。このペースでも楽に登坂できていますし、後肢の使い方が良くてとても力強い走りをします」との事で、目覚ましい成長を見せています。測尺は体高160cm（+1）・胸囲181cm（-1）・管囲20.5cm、馬体重は500kg（-9）です。