②ダンシングロイヤル20 (ドゥラメンテ産駒)Dancing Royal 20
2020年5月7日生まれ
牝
/ 栗毛(生産:村上欽哉牧場)



2022年5月
2021年12月
2021年7月
2020年12月
血統表
Pedigree Tableドゥラメンテ 鹿毛 2012 |
キングカメハメハ 鹿毛 2001 |
Kingmambo | Mr. Prospector |
---|---|---|---|
Miesque | |||
マンファス | ラストタイクーン | ||
Pilot Bird | |||
アドマイヤグルーヴ 鹿毛 2000 |
サンデーサイレンス | Halo | |
Wishing Well | |||
エアグルーヴ | トニービン | ||
ダイナカール | |||
ダンシングロイヤル 鹿毛 2008 |
サクラバクシンオー 鹿毛 1989 |
サクラユタカオー | テスコボーイ |
アンジエリカ | |||
サクラハゴロモ | ノーザンテースト | ||
クリアアンバー | |||
デビルインマインド 栗毛 2000 |
ダンスインザダーク | サンデーサイレンス | |
ダンシングキイ | |||
シーキングロイヤル | Seeking the Gold | ||
Canoodling |
募集要項
Information
入厩予定先
関東・美浦・加藤征弘
総額(総口数)
2,000万円(200口)
一口価格
100,000円
維持費
3,000円/月(2歳1月より)
保険料
3,200円/年(2歳より)
生産・育成の現場から
Report【競走馬名】
レスタメンテ Lestamente 敏捷(伊)。父名より連想
2022年5月(2歳育成馬情報)
浦河町の吉澤ステーブルにて、BTC内の屋内坂路1本を14-14の調教を行ないました。厩舎長によると「気分が乗っていれば闘争意欲に満ちあふれて良い手応えで登坂できますが、日によっては行きっぷりが悪くなり促しても走りに集中できない面を出すようになっています。心身の疲労に注意を払いながら余裕を持って前向きな気持ちで調教に臨めるように、調教メニューに緩急をつけるなど工夫を凝らしています」との事です。続いて一時的にペースを落とした調教を実施。厩舎長は「メニューに緩急をつけながら、気性面の変化を観察しつつ調教を行なっています。調教以外では気性面は安定しており、引き続き飼葉食いも安定しているので、馬体は筋肉の張りがさらに増して良好な成長が見てとれます」と評しています。その後はペースを戻して14-14の調教を行なっています。「強めの調教後の疲労回復が早くなってきており、体力のさらなる強化がうかがえます。体力強化とともに精神面のムラも小さくなってきているように感じますので、引き続き体力強化に重点を置いて調教を進めていきます」と厩舎長が話すように、目に見えて体力が付いてきています。測尺は体高157cm(+2)・胸囲179cm(+2)・管囲19.5cm、馬体重は450kg(-8)です。なお、本馬の兄でクラブ所属馬モールが3歳未勝利(中山・D1800m)で優勝し、本馬の父ドゥラメンテ産駒のスターズオンアースが桜花賞(G1・阪神・芝1600m)を、タイトルホルダーが天皇賞・春(G1・阪神・芝3200m)を制覇しました。
2022年4月(解説)
牝馬としては安くない総額2000万円の募集価格も、お買い得だったのではないか。そう感じるのは、ここ最近で血統価値が一気に上がっているからです。ドゥラメンテ産駒はタイトルホルダーが菊花賞でG1初制覇。また、ドゥラメンテと同じキングマンボ系のエイシンフラッシュの産駒である兄イツカハシャチョウは、昨秋に1勝クラスを制し、2勝クラスも卒業間近です。さらに、近親のジンギは兵庫の最強馬として園田金盃を2連覇するなど無双状態。先日の名古屋大賞典では中央の強豪相手にも3着に食い込みました。高まる期待を知ってか知らずか、本馬も徐々に競走馬モードに。現在は浦河町の吉澤ステーブルにて育成中で、馬体のサイズは決して大きくなくとも心配は無用。腹回りはすっきりと見せますが、筋肉量はアップしています。そして坂路では時計以上のスピード感で駆け上がって、非凡なポテンシャルをアピール。また、ドゥラメンテ産駒の牝馬には気難しい馬も多いようですが、力んで無駄な力を使うようなところがなくなってきたのは頼もしい限りです。ともに2勝で現役を退いた母、祖母を超える存在となってくれるに違いありません。
2022年4月(2歳育成馬情報)
浦河町の吉澤ステーブルにて、BTC内の屋内坂路1本を15-15のキャンター調教を行ない、厩舎長は「気性面の成長も見られており、走行中に力んで無駄な力を使うような事がなくなってきました。それでいて、ペースアップの指示を出すと自らハミをとって気持ち良さそうにペースを上げてくれるので、とてもスムーズな調教が行なえています」とコメント。厩舎長が「引き続きのびのびとリラックスして走れているので、乗っている感覚よりも時計が出ている事が多いです。力んで走る馬は感覚よりも時計が出ていない事が多いですからね。心身ともに良い状態になっているので、もうワンランク上げた調教に進めていこうと思います」と話すように、その後は14-14にペースを上げた調教を行なっています。厩舎長が「段階を上げて、さらなるスピード走行への対応をはかった調教に進めています。調教内容が強化されるなかでも飼葉食いが落ちる事はなく、筋量増加がうかがえ、メリハリがかなりついた馬体に成長してきました」と評するように、筋肉が付いてより一層たくましくなってきました。本馬を管理予定の加藤(征)師によると「ハロン15秒のメニューを取り入れてからスピード強化が進み、フットワークにも力強さが増していますし、飼葉食いが安定しているので疲労回復も早くなり、馬体の成長へと繋がっていると思います。ただ、最近気持ちにムラが出るようになり、調教での動きに気分次第な態度を見せるようになったのは改善が必要ですので、調教の内容等を工夫して進めていきたいと思います」との事で、精神面には若干の課題が出てきました。測尺は体高155cm(+1)・胸囲177cm(±0)・管囲19.5cm、馬体重は458kg(+6)です。なお、本馬の父ドゥラメンテ産駒のタイトルホルダーが日経賞(G2・中山・芝2500m)を制して重賞3勝目を挙げました。
2022年3月(2歳育成馬情報)
浦河町の吉澤ステーブルにて、BTC内の屋内坂路1本を15-15のキャンター調教を行なっています。厩舎長が「調教量やペースを上げた乗り込みを重ねていますが、大きな疲れを出す事はありません。馬体はまだ小柄に見えますが、併せ馬の相手とぶつかっても押し込まれる事なく、押し返すほどの力と負けまいとする気持ちの強さを出しています」と話すように、勝負根性の発露が見られます。その後も「15秒ペースでの調教にも慣れてきており、ハミ受けが良くなってコントロールが向上しています。鞍上のペースアップやペースダウンの切り替え指示に、即時に反応できるようになってきました」、「浦河も降雪量が多いですが、馬場整備をしながら毎日乗り込みを継続しています。体型的に腹回りはすっきりとしていますが、各パーツの筋肉量が増えてきています。15秒ペースでも終いまで躍動感のある動きができており、体力面だけではなく、スピード面の成長も感じられてきました」と厩舎長が評しており、身体・体力・動きともに着実な成長がうかがえます。測尺は体高154cm(+1)・胸囲177cm(±0)・管囲19.5cm、馬体重は452kg(+5)です。なお、本馬の従叔父ジンギが白鷺賞(重賞・姫路・D2000m)を7馬身差の圧勝で連覇しました。さらに、本馬の父ドゥラメンテ産駒のショウナンダールが3歳新馬(東京・D1600m)で優勝し、アリーヴォが小倉大賞典(G3・小倉・芝1800m)を制しています。また、本馬の競走馬名が【レスタメンテLestamente 敏捷(伊)。父名より連想】に決定しました。
2021年11月撮影
2021年6月撮影
2020年11月撮影
2020年8月撮影