⑦フレンチナデシコ20 (リアルインパクト産駒)French Nadeshiko 20
2020年3月26日生まれ
牡
/ 栗毛(生産:グランデファーム)



2022年5月
2021年12月
2021年7月
血統表
Pedigree Tableリアルインパクト 鹿毛 2008 |
ディープインパクト 鹿毛 2002 |
サンデーサイレンス | Halo |
---|---|---|---|
Wishing Well | |||
ウインドインハーヘア | Alzao | ||
Burghclere | |||
トキオリアリティー 栗毛 1994 |
Meadowlake | Hold Your Peace | |
Suspicious Native | |||
What a Reality | In Reality | ||
What Will Be | |||
フレンチナデシコ 鹿毛 2009 |
フレンチデピュティ 栗毛 1992 |
Deputy Minister | Vice Regent |
Mint Copy | |||
Mitterand | Hold Your Peace | ||
Laredo Lass | |||
マーブルシーア 鹿毛 2002 |
コマンダーインチーフ | ダンシングブレーヴ | |
Slightly Dangerous | |||
シマガミモンロー | マルゼンスキー | ||
パーソロツク |
募集要項
Information
入厩予定先
関西・栗東・吉田直弘
総額(総口数)
800万円(200口)
一口価格
40,000円
維持費
3,000円/月(2歳1月より)
保険料
1,280円/年(2歳より)
生産・育成の現場から
Report【競走馬名】
カノンドール Canon d'Or 黄金の大砲(仏)。本馬の毛色と父名より連想
2022年5月(2歳育成馬情報)
浦河町のグランデファームにて、BTC内の屋内坂路1本と屋外ダートコース1600m、または屋内坂路2本を16秒ペースのキャンター調教を行ないました。スタッフは「開場した屋外馬場を使用するようになってからは、嫌がる事なくスムーズな調教が行なえています。冬期間は同じところばかりを走っていたので、飽きていたのかもしれませんね」と話しています。続いて15-15にペースを上げたキャンター調教を行ない、スタッフは「身体の見た目通りに、重心が低くて回転の速い脚さばきで、短距離向きのスピードを感じさせる走りができています。骨太で前肢の膝下が短い造りをしているので、ムキムキの馬体ながらも脚元はとても頑丈な馬です」とコメント。その後は屋内坂路1本と屋外ダートコース2400m、または屋内坂路2本を15-15のキャンター調教を行なっています。スタッフによると「重厚な馬体ながらも動きに素軽さが感じられるようになってきました。この仔の個性である短距離適性が伸びるよう、さらに身体の幅が出るような成長をしてくれれば、もっと良くなってくると思います」との事で、動きの良さに磨きがかかっています。測尺は体高155cm(+2)・胸囲182cm(+1)・管囲21.5cm、馬体重は486kg(+5)です。
2022年4月(解説)
完成した姿がハッキリとイメージできます。リアルインパクト産駒はこれまでに3世代がデビューして、一昨年のNHKマイルCを制したラウダシオンを筆頭に、エイシンチラーやエンプティチェアがオープンまで出世しています。芝・ダートを問わず1000mから1800mまで様々なフィールドで活躍していますが、本馬は短距離戦が主戦場とみて間違いないでしょう。というのも、体つきが実にパワフル、さらにはピッチ走法だからです。現在は浦河町のグランデファームで育成中。現時点で馬体重は約500kg。さらに管囲にも厚みがあることから、父のリアルインパクト産駒よりも、母父のフレンチデピュティの血が色濃く出ているイメージ。この点からもダート適性は間違いありません。まだ見た目にはモコモコとしていて“冬眠中”といった雰囲気ですが、春の訪れとともに負荷を強めれば、一気にメリハリが出てくるはず。いい意味で気持ちのスイッチが入るタイプなので、気性的にもスプリンター。他馬が苦しむパサパサのダートも何のその、好スタートから突き進み、スピードで圧倒する馬になってくれるとみています。
2022年4月(2歳育成馬情報)
浦河町のグランデファームにて、BTC内の屋内坂路2本を17秒ペースのキャンター調教を行ない、スタッフは「まだ走りの完歩は小さめでストライドは伸びてきていませんが、回転の速い足さばきで坂路を駆け上がっています。身体全体を使って走るように、背中の伸縮運動を心がけて乗り込んでいきます」とコメント。その後は16秒にペースを上げたキャンター調教を行なっています。スタッフが「坂路での動きにスピード感が出てきました。少し前肢の出に硬さがあるのは、短距離馬らしさだと思います。まだ体力的には不足している感じなので、しばらくはこのペースでの乗り込みを継続して強化していきます」と話すように同ペースでの乗り込みを続けています。スタッフによると「身体に幅があり顔も分厚くて頬張りがものすごいので、飼葉食いが旺盛でなんでも食べてしまいそうな雰囲気ですが、意外に美食家なんですよ。がっつかずに桶の中の好きなものから選んで食べるので、完食するまでに時間がかかるタイプです。見た目とのギャップがまた可愛いです」との事で、意外なグルメぶりを発揮しています。3月下旬には「最近は少し疲れが出てきている影響か、調教に行くのを嫌がって立ち上がったり全身を硬くして動こうとしなかったりなどの拒否反応が見受けられてきました。精神的にも追い詰めると良くないので、調教メニューに緩急をつけて、無理をさせないように気をつけます」とスタッフが話すように調教負荷を調整します。測尺は体高153cm(±0)・胸囲181cm(+1)・管囲21.5cm、馬体重は481kg(-8)です。なお、本馬を管理予定の吉田厩舎所属馬デリカダが伏竜S(OP・中山・D1800m)で優勝し、デビューから3連勝を挙げています。
2022年3月(2歳育成馬情報)
浦河町のグランデファームにて、BTC内の屋内坂路2本を18秒ペースのキャンター調教を消化。スタッフは「気温が低い中でもしっかりと調教で汗をかいていますが、まだ身体は絞れておらず丸っこいシルエットをしています。リアルインパクトの仔というよりもフレンチデピュティの仔といった身体つきをしていると思います。まだ馬体に大きな変化は見られていませんが、気性面は少しずつ競走馬らしさが出てきています。BTCで騎乗するとやる気を表面に出すようになり、坂路コースに入ると前進気勢よく元気一杯で走っています」と評しています。2月下旬は日高ではまれな大雪が続いて厳しい寒さが続いていますが、「厳寒期に入ったこの時期はストレスをためる馬がいる中で、この仔は心身ともにフレッシュさを維持しており、良い状態で調教を行なえています。前肢への装蹄を終えて脚慣らしを行なっており、調教ペースを上げていく準備に入っています」とスタッフが話す通り、その後は17秒にペースを上げたキャンター調教を行なっています。測尺は体高153cm(-1)・胸囲180cm(±0)・管囲21cm、馬体重は489kg(+4)です。なお、本馬の競走馬名が【カノンドールCanon d’Or 黄金の大砲(仏)。本馬の毛色と父名より連想】に決定しました。
2021年11月撮影
2021年6月撮影