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募集馬情報
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11 (外)ライラックローズ18Lilac Rose 18

2018年9月19日生まれ
/ 鹿毛(提供:村上欽哉牧場)
2020年6月

生産・育成の現場から

Report

2020年9月(解説)

インブリードは良質な形質を固定させることが目的です。様々なクロスがこれまで行われてきましたが、中でも希少価値があると言えるのが牝馬クロスです。種牡馬は数多くの産駒で勝負をしますが、牝馬は1年に1頭産まれるかどうか。そのような条件の下、後の世代までその血を血統表に残すということは非常に困難で価値のある事です。名繁殖牝馬はクロス因子として極めて優良と言えるでしょう。本馬の4代母ステラマドリッドはG1を4つ勝ち、本馬の父でもあるミッキーアイルやアエロリット、ラッキーライラックと3頭のG1馬を自ラインから出しました。その名牝の血を4×4のクロスで持ち、かつライン直下であることで力強い特性に産まれています。体型もがっちりして、勝気な気性で競走に不可欠な前進気勢を出すことが可能です。この系統の活躍馬は皆パワフルな先行力が持ち味ですので正しい特性が継承されているようです。血統レベルの上昇に伴い、諸外国のように自国繋養牝馬のクロスを持つことが令和のビクトリーロードとなる時代がやってきました。その先陣を切って走っていく姿の目撃者になれるのは、実に幸運なことです。


2020年9月(育成情報)

茨城県の阿見トレーニングセンター内にあるリバティホースナヴィゲイトにて、屋外ダートコースでハッキング2000mと軽めキャンター1200mの調教を行ないました。スタッフは「梅雨明け以降は馬場状態を気にする必要もなくなりましたので、毎日コースでの騎乗調教を行なっています。引き続き基礎運動が中心で一緒に馬場入りしている仲間とは途中から別メニューになりますので、仲間のペースが上がるとつられていきたがる面を見せる事はありますが、もう以前のようにブレーキが効きづらくなる事はないです。1頭になって不安でもだいぶ我慢が利くようになりましたし、操縦性自体も良くなったと思います」と評しており、着実な進歩がうかがえます。その後、スタッフが「夏バテぎみでいつもの元気がありませんので、調教を緩めました。オーストラリアも暑いはずですが、初めて過ごす日本の夏の湿気がこたえたのかもしれませんね。飼葉は食べていますし、ボロの状態も正常で体調を崩しているわけではないのですが、疲れのせいでイライラしているので、ちょっとした事ですぐに怒ります」と話すように夏バテの兆候が見られたため、角馬場で軽めの騎乗調教に控えました。8月下旬からは屋外ダートコース2000mをハッキングキャンターの調教を行なっています。スタッフによると「多少暑さがましになってきた分、馬に元気も戻ってきましたので、コース入りを再開しました。ただ、気温の割に発汗が少ないのは気になりますね。日本に来てから3~4カ月しかたっていませんから、まだ身体が順応しきれていないのかもしれません。イライラも収まったわけではありませんので、もうしばらくは楽をさせてあげようと思います」との事です。測尺は体高158cm(±0)・胸囲184cm(+1)・管囲20cm、馬体重は455kg(+8)です。なお、本馬の父ミッキーアイル産駒のメイケイエールが2歳新馬(小倉・芝1200m)で、本馬の近親であるテネラメンテが2歳未勝利(新潟・芝1400m)で、それぞれ優勝しました。


2020年8月(育成情報)

茨城県の阿見トレーニングセンター内リバティホースナヴィゲイトにて、屋外ダートコースまたはトレッドミルでの軽めのキャンター調教を実施。スタッフは「もともとはウォーキングマシンやトレッドミルなど狭いところに入れられるのが嫌いで、反抗まではしなくてもテンションが上がる事はあったのですが、もうすっかり慣れてくれました。最近は天気が悪いとコースには出さずにトレッドミルで運動をさせる事もあるのですが、キャンターまで進めても安心して見ていられます。今はまだ成長の邪魔をしないようにペースを抑えていますが、もともと気性が前向きなうえに体力も付いてきたので、外回りの広い馬場に出すといきたがる面を見せるようになってきました。止めようとした時にアゴを巻き込んでブレーキが効き辛くなる事がありましたので、悪い癖がつかないように気をつけていますが、進んでいかない馬よりもはるかに乗りやすいですし、走るほうに常に気が向いているのは競走馬としてとても良い事だと思います」と話しています。また、馬体については「父親がミッキーアイルで母親がラッキーライラックの3歳上のお姉さんですから血統的には日本の馬なのですが、だんだん体形が変わってきてオーストラリア産馬らしいガッチリ感が出てきました。今は成長期の真っ只中で馬が変わる時期ですので、まだ追い込む事はせずにゆったりとした調整を進めています。今も少し小柄には違いありませんが、最初に比べたら随分大きくなりました。毎日接している僕たちでも変化を感じるほどですから、成長力は確かだと思いますよ。また、気持ちが前向きで走行フォームもとても綺麗な馬ですから、崩れずにこのまま大人になっていってくれたらいいですね」とスタッフが評しており、順調な成長を見せています。測尺は体高158cm(+1)・胸囲183cm(+3)・管囲20cm、馬体重は447kg(+32)です。なお、本馬の父ミッキーアイル産駒のデュアリストが2歳新馬(阪神・D1200m)で優勝し、産駒初勝利を挙げました。また、本馬の競走名が【ライラックスマイル Lilac Smile (英語)「母名の一部+笑顔」笑顔が似合う女性。多くの人を笑顔にしてほしい】に決定しました。

血統表

Pedigree Table
Mikki Isle
鹿毛 2011
ディープインパクト
鹿毛 2002
サンデーサイレンス Halo
Wishing Well
ウインドインハーヘア Alzao
Burghclere
スターアイル
鹿毛 2004
ロックオブジブラルタル デインヒル
Offshore Boom
アイルドフランス Nureyev
ステラマドリッド
Lilac Rose
鹿毛 2012
Henrythenavigator
黒鹿毛 2005
Kingmambo Mr. Prospector
Miesque
Sequoyah Sadler's Wells
Brigid
ライラックスアンドレース
栗毛 2008
Flower Alley Distorted Humor
プリンセスオリビア
Refinement Seattle Slew
ステラマドリッド

募集要項
Information

入厩予定先
関東・美浦・加藤征弘
総額(総口数)
1,800万円(200口)
一口価格
90,000円
維持費
3,000円/月(2歳1月より)
保険料
2,880円/年(2歳より)