⑥オーシャンフリート21 (パイロ産駒)Ocean Fleet 21
2021年2月13日生まれ
牝
/ 栗毛(生産:村田牧場)



2023年4月
2022動画カタログ
2022年6月
2021動画カタログ
2021年9月
血統表
Pedigree Tableパイロ 黒鹿毛 2005 |
Pulpit 鹿毛 1994 |
A.P. Indy | Seattle Slew |
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Weekend Surprise | |||
Preach | Mr. Prospector | ||
Narrate | |||
Wild Vision 鹿毛 1998 |
Wild Again | Icecapade | |
Bushel-n-Peck | |||
Carol's Wonder | Pass the Tab | ||
Carols Christmas | |||
オーシャンフリート 栗毛 2008 |
アフリート 栗毛 1984 |
Mr. Prospector | Raise a Native |
Gold Digger | |||
Polite Lady | Venetian Jester | ||
Friendly Ways | |||
ウインクパール 鹿毛 1996 |
トニービン | カンパラ | |
Severn Bridge | |||
キソティック | Caerleon | ||
Idyllic |
募集要項
Information
入厩予定先
関東・美浦・武井亮
総額(総口数)
1,600万円(400口)
一口価格
40,000円
維持費
1,500円/月(2歳1月より)
保険料
1,280円/年(2歳より)
生産・育成の現場から
Report【競走馬名】
ディクスミュード Dixmude フランス海軍のミストラル級強襲揚陸艦。母名、姉名より連想
2023年5月(2歳育成馬情報)
新ひだか町の小国スティーブルにて、屋内ダートコース3300mを18秒ペースのキャンター調教を行なっています。場長は「勝ち気な気性面を見せはじめてからは、夜飼いの時にボロを拾いに馬房へ入ると、狭い馬房の中にもかかわらず立ち上がって人を威嚇してくるようになってきました。ちょっと恐ろしいけど、元気があるのは良い事なので、たくましくなったと思うようにしています」と苦笑しつつ教えてくれました。4月下旬には「長めの距離を継続して乗り込む調教で、引き続き基礎となる体力と馬体を作っています。以前よりも馬体が減る事がなくなっているので、基礎体力は上がってきていると思います。これからは馬体の維持ではなく、大きくなるような成長を期待します」と場長が話す通り、体力の強化がうかがえます。本馬を管理予定の武井師は「馬体のバランスからすると馬体重が430kgは欲しいところです。調教で気持ちが入ってきた影響があるのかもしれませんが、この先トレセンで仕上げていく事を考えれば、速めのペースで乗っても安定してそのくらいの体重をキープしたいので、それまではベースになる身体づくりをきっちりとやってもらいます」と話しています。測尺は体高157cm(±0)・胸囲175cm(+1)・管囲19.5cm、馬体重は424kg(+8)です。
2023年4月(解説)
誤解を恐れずに言えば、血統のイメージを覆す馬だ。当クラブに所属した姉ベルキューズは2歳8月にデビューして3歳3月に初勝利、母のオーシャンフリートは早々と2勝を挙げて桜花賞トライアルに参戦したが、その2頭と比較すると本馬は成長曲線がゆっくり。しかし、それは逆に言うと伸び代は十分ということでもある。現時点で420kg前後の馬体重は頼りなく映るが、ここにきて母・姉とはタイプが異なる成長をし始めたようだ。季節の変化によって暖かくなってからは、気が勝った面を出すようになり、その走りからは短距離のダートがぴったりに見える。父は今年の種付料が400万円(出生条件)に達したダートのトップサイアー・パイロ。産駒は総じて気性が難しいイメージがあり、本馬も成長とともにそのような面を出し始めた。キビキビと走れるようになってからは、動きに俊敏性が出てよいスピードを見せており、姉というよりも母オーシャンフリートのような1400ダートのスペシャリストになってくれるかもしれない。いずれは姉同様に3勝クラス、さらには母と同じくオープンのステージで活躍してほしい。
2023年4月(2歳育成馬情報)
新ひだか町の小国スティーブルにて、屋内ダートコース2100mを20秒ペースのキャンター調教を行ないました。場長は「長い距離をそこそこのペースで走らせる調教でも、しっかりとハミをとって集中できていたし、走りきる体力は付いています。食べた飼葉が身になっていない状態で馬体減りをしているので、軽めの調教によって馬体を戻してから、再度ペースを上げていきます。これを繰り返しながら身体を作っていきたいと思います」と話しています。続いて、「再び負荷を高めた調教に進めていますが、気候の変化などによってなのか、馬の雰囲気が変わってきています。これまで大人しい気性だったのが、一変して気が勝った面を出すようになってきました。この血統の割には大人しすぎると思っていたので、活気が出てきたのは良い事だと捉えています。この変化によって、馬体成長にも良い影響が出てきそうな雰囲気です」と場長が話す通り、キャンター調教の距離を伸ばし、ペースを18秒に上げた調教を行なっています。場長は「元気が良くなってからは、調教での動きも明らかに変わってきており、動きに鋭さのようなものを見せるようになっています。調教時だけではなく、普段からも活気が出ていて、馬房の中でも少しうるささを出すようになってきました」、また「競走馬らしい気性面を見せはじめてからは、動きがキビキビとしてきて、走り方にも変化が見られます。これまではゆったりと大きく走っていたので、マイルから中距離で活躍した姉のベルキューズに似ていると思っていましたが、今の走りからすると短距離のスピードタイプらしく感じるようになりました」と評しており、精神と動きの両面で成長がうかがえます。測尺は体高157cm(±0)・胸囲174cm(±0)・管囲19.5cm、馬体重は416kg(+1)です。
2023年3月(2歳育成馬情報)
新ひだか町の小国スティーブルにて、屋内ダートコース3300mを20秒から18秒へペースを上げたキャンター調教を行ないました。場長は「調教メニューに緩急をつけながら、気性面や馬体面の変化を観察しています。お姉さんのベルキューズも育成させてもらいましたが、姉とは種牡馬が違うので格好もちょっと違うところがあります。でも、走っている姿を見るとベルキューズに似ている足さばきや雰囲気があり、姉と同様にダートのマイルから中距離が向いてきそうだと感じています」と評しています。馬体や精神面については「日中の気温が少し上がるようになってきた影響か、心身に変化が出てきています。現状の体力に見合った程度の負荷をかけても馬体が減らなくなってきたし、調教コースに入ると以前よりも気持ちが乗ってくるようになってきました」とコメント。しかし、その後に「しっかりと距離を乗り込む調教を継続していたところ、少し疲れが見えはじめてきました。調子が上がってきたと感じていたけど、今はまだ無理をさせる時期ではないようなので、今後しばらくは調教を緩めて体調を回復させます」と場長が話しており、引き続き馬体成長を促しながら調教が行なわれます。測尺は体高157cm(±0)・胸囲174cm(±0)・管囲19.5cm、馬体重は415kg(-5)です。なお、本馬の競走馬名が【ディクスミュード Dixmude フランス海軍のミストラル級強襲揚陸艦(仏)。母名、姉名より連想】に決定しました。
2023年3月撮影
2022年11月撮影
2022年6月撮影
2021年11月撮影
2021年8月撮影