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2022年産当歳募集馬レポート②

募集馬情報

③アメージングムーン22 夏から秋にかけて、当歳馬は目覚ましく成長する。本馬も、表情こそあどけなく愛らしいものの、早くも大人びてきた馬体に驚かされた。村田康彰専務も「1月生まれなので成長が早いのでしょうが、それを加味しても立派な身体ですし、順調に成長しています。1月生まれと4月生まれを比較すると、およそ90kgも体重が違うんです。この仔は肉付きが良く、すでに357kg。うちでは、この時期に350kgを超える当歳馬はほとんどいません。当歳牝馬の中では一番大きいですね」と目を細める。「ただ、馬体成長が著しいため今は身体のバランスが崩れているので、立ち写真を撮るポーズを決めるのに時間がかかったり、ポーズをとってじっとしているのが苦しそうです。キズナ産駒のお姉さん(1歳)も同じでした。それにバランスが崩れているといってもほんの少しですし、そもそも生まれた頃からとてもバランスが良い馬です。これからも大きく前後のバランスが崩れることなく、良い雰囲気で成長してくれそうだし、そういう成長を促していきたいですね」と教えてくれた。精神面でも優良児で、「これまで扱ってきたドゥラメンテ産駒同様に、この仔も非常に扱いやすいです。気が強いところがあっても普段はとても落ち着いていて、余計なことをあまりしません。放牧時に、厩舎からほかの馬が先に出るとソワソワしたりと幼いところはありますが、暴れたりはしません。馬添いも良く、放牧地では仲間たちといつも仲良くしています」という。「秋が深まった今は、この仔に限らず精神的に落ち着く時期でもありますが、集牧・放牧・手入れなどほとんど手がかかりません。ずるかったり怠けたりすることがなくて人に従順、でもボケーッとしているわけではないという、理想的な気性です。もっとも、この牝系の仔だから成長過程で気の強さを表面に出してくるはずなので、注視しながら育てていきます」と総括してくれた。血統・馬体・気性と三拍子そろった本馬ならば、きっと華やかな大舞台で活躍してくれることだろう。 募集馬情報ページはこちら 出資予約ページはこちら

 

⑤ニシノシルエット22 母と並走する本馬の、軽やかで柔らかい、バネを感じさせる動きに魅了された。村上欽哉社長も「この仔の出来を見て、今年は母に高額種牡馬のレイデオロを付けました。それぐらいこの仔の出来には自信があります」と言いきる。「生まれた頃から身体に緩い部分がなくて、しっかりとした馬体です。腰部の骨格がたくましくて容量が大きい。腰の部分を真上からのぞき込んだら、結構な幅があるんですよ。脚元はすっきりしていて丈夫そうだし、放牧地での動きも素晴らしい」と誉め言葉が止まらない。加えて、精神面の頼もしさも一流だ。「母の仔は、基本的に当歳時は落ち着いた性格をしていますが、父エポカドーロがオルフェーヴル産駒だからなのか、この仔は兄姉よりもピリッとしたところがあります。牝馬ながら、日頃から闘争心を見せたり、他馬を威嚇したりするんですよ。いつも気持ちに芯が入っているような性格で、メラメラしている感じ。昆先生が視察に来られたときに、立ち上がったまま2本肢で歩いているのを見て『これぐらいの気性でないとね』と喜んでらっしゃいました」というエピソードを披露してくれた。かといって、「人を困らせることはありません。手入れも素直に受けられるし、裏堀りも2人(馬を持つ人、脚をあげて蹄を触る人)ではなく1人(手綱を持たなくても脚をあげてじっとできる)でできるほど。ピリッとした性格だけどきちんとしつけができているので、手がかかりません」と話すように、馬には強く人には従順という理想的な性格なのだ。オークス4着のニシノアカツキ、フラワーC2着でオークスでも見せ場を作ったニシノラブウインクの妹である本馬について、「ラブウインクにはこれからもっと良績を出してほしいですが、この仔はその姉以上に頑張ってくれると思います。気性も前向きですし、早い時期からデビューできるタイプになってくれそうです」と高く評価している。社長の期待に、そして出資会員の皆さんの期待に応え、姉たちに追いつき追い越すような活躍をしてくれる姿が、今から目に浮かぶ。 募集馬情報ページはこちら 出資予約ページはこちら

 

⑥ヘイローフジ22 カタログ掲載写真撮影時にはわずかに残っていた産毛がすっかり抜け、薄い皮膚を通して筋肉がくっきりと浮かび上がる見事な肉体美に、思わず感嘆の声をあげた。協和牧場場長も「5月の遅生まれに見えないくらいに、立派な身体をしていますよね」と同意する。「フランケルの血が入った牝馬を繁殖に欲しかったこともあって、モズアスコットを種付けしたんですが、父の雄大な馬格を受け継いでいると思います。姉のシャイニングフジは綺麗な馬体をしていて芝で活躍してくれていますが、この仔は兄ローレルベローチェの当歳時によく似ています。身体に幅があって少しゴツゴツした身体つきはいかにもスピードがありそうだし、父や兄と同じようにダート・芝二刀流になってくれるかもしれません」と評している。母のかたわらで草をはんでいたと思ったら、すぐに離れて当歳馬同士で遊びはじめた本馬を見ながら「母は群から離れてポツンと1頭で過ごすことが多いんですが、この仔はほかの馬たちと遊びたいので母から離れて、乳を飲みたいときだけ母親の傍に戻ってくるんです。放牧地では母馬が近くにいないからか、他馬にちょっかいをかけられることも多いですよ」と教えてくれた。そんな本馬の性格についてうかがうと、「母は普段はどっしりと落ち着いた性格ながら、スイッチが入るとすごい暴れ方をします。ですが、この仔は馬房の中でも放牧地でも大人しいんです。ベローチェもおっとりとしていたほうですが、スイッチが入るとすごかったですね。前向きな気性が競馬でのスピードにつながってくれたと思います。祖母アサカフジの血統はかなり激しい気性の馬が多いですが、ヘイローフジの仔たちはスイッチのオンとオフがはっきりしている感じです」という。本馬も兄姉のように前向きな強い気性を秘めていて、いずれは必要な際にそれを発揮してくれるだろう。「預からせていただいて3勝してくれているシャイニングフジの妹ですから、当然期待は大きいです」と評する管理予定の笹田師のもとで、父や兄ローレルベローチェのようにダート・芝を問わず活躍してくれる日が待ち遠しい。 募集馬情報ページはこちら 出資予約ページはこちら