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アラフネ16スペシャルレポート

募集馬情報

6月中旬に新冠の岩見ステーブルからファンタストクラブ木村牧場へ移動して来たアランチオーネ(アラフネ16)。角馬場で軽く体を暖めた後は屋内ダートコースで汗を流し、最後は屋外坂路で15-15というのがここ最近のメニュー。抑えきれない勢いで調教パートナーを引き連れ、坂路を駆け上がっていく。「岩見ステーブルさんで15-15くらいまで進んでいたと聞いていましたし、体力がありそうだったので移動後すぐに強めの調教をしていましたが、疲れもあって体重が落ちてしまいました。坂路をこなしながら体重が増えるようにメニューを変え、今はこれがベスト。うちに来て2ヶ月、ようやくこの子のことがわかってきたという感じです。調教が進むにつれて自分からグイグイいくようになり、本当に前向き。テンションが上がりやすいところもあるけど、賢いからすぐ理解してくれるし、順調に段階を踏めていますよ」と、川嶋場長も太鼓判を押す成長力の持ち主だ。そして、この日は高橋裕調教師と生産牧場でもあるアラキファームの奥様が一緒に調教を見守っていた。母アラフネの初仔となるアランチオーネ、幼い頃はどんな馬だったか奥様に伺うと「アラフネ自身がおっとりしたよいお母さんで、とても人懐っこい馬なんです。ですから、アランチオーネも最初から人が好きで、どこを触っても大丈夫。手を焼いた記憶もないし、素直で可愛かったという思い出しかありません。今日、調教を見せてもらって、あんなにピリッとした表情を見たのは初めてでしたし、こうやって競走馬になっていくんだなぁと改めて思いました」と感慨深げに語ってくれた。一方、運動が終わり上がってきたアランチオーネをじっくり吟味する高橋裕師。「薄手の馬体がボリュームアップして、ここ1、2ヶ月で見違えるくらい逞しくなったね。調教を見ていてもリラックスして、力まず走っているように見受けられるし、入厩するのが楽しみ」と声を弾ませた。生産した荒木さんから初期育成を担当した岩見ステーブル、そしてファンタスト木村牧場へと繋がれたバトンは、もうすぐ高橋裕師に渡される。そんなことを知ってか知らずか、手入れしてもらうのが大好きというアランチオーネは洗い場でみんなに見守られながら無邪気な表情を見せていた。体を動かすこと、走ることが好きな馬。そしてスイッチのオンオフが、もう上手に切り替えられる馬。調教が終わればさっきまでのカリカリした雰囲気は皆無で、本来の穏やかな姿に戻っていた。