⑫リュシオル22 (リアルスティール産駒)Luciole 22
2022年3月7日生まれ
牝
/ 鹿毛(提供:ハシモトファーム)
血統表
Pedigree Tableリアルスティール 鹿毛 2012 |
ディープインパクト 鹿毛 2002 |
サンデーサイレンス | Halo |
---|---|---|---|
Wishing Well | |||
ウインドインハーヘア | Alzao | ||
Burghclere | |||
ラヴズオンリーミー 鹿毛 2006 |
Storm Cat | Storm Bird | |
Terlingua | |||
Monevassia | Mr. Prospector | ||
Miesque | |||
リュシオル 鹿毛 2006 |
クロフネ 芦毛 1998 |
フレンチデピュティ | Deputy Minister |
Mitterand | |||
ブルーアヴェニュー | Classic Go Go | ||
Eliza Blue | |||
ホワットケイティーディド 鹿毛 1989 |
Nureyev | Northern Dancer | |
Special | |||
Katies | ノノアルコ | ||
Mortefontaine |
募集要項
Information
入厩予定先
関西・栗東・鮫島一歩
総額(総口数)
900万円(200口)
一口価格
45,000円
維持費
3,000円/月(2歳1月より)
保険料
1,440円/年(2歳より)
分割支払い表
支払月 →
申し込み月 ↓
|
23年12月 | 24年1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 分割回数 |
---|---|---|---|---|---|---|
1歳12月 | 9,000 | 9,000 | 9,000 | 9,000 | 9,000 | 5回 |
2歳1月 | 11,250 | 11,250 | 11,250 | 11,250 | 4回 | |
2歳2月 | 15,000 | 15,000 | 15,000 | 3回 | ||
2歳3月 | 22,500 | 22,500 | 2回 | |||
2歳4月 | 45,000 | 1回 |
生産・育成の現場から
Report【競走馬名】
ルーメン Lumen 光束の単位(英)。母名より連想
2024年5月(2歳育成馬情報)
新冠町のパッショーネにて、右前肢の繋靭帯近位付着部炎のため舎飼いで静養しています。代表は「今にして思えば、右膝裏部の炎症は1カ月間で体高が2cmも伸びる成長期に起こった事なので、調教が過負荷になっていたのかもしれず反省しています。怪我での休養になってしまったけど、もうひと回り馬体成長してくれればと思います」と話しています。代表が「右膝裏部の回復のため、2カ月ほどは安静にする必要があるので、舎飼いを続けています。特に治療の必要はなく、安静にして自然な治癒を待つ事が最適との獣医師の診断です」と話すようにその後も舎飼いが続いているため、「馬房内で暇そうにしています。自由に動きまわれない代わりに馬房の裏窓から顔を出してブンブン頭を振って、ストレスを発散しているようです」との事です。測尺は体高156cm(±0)・胸囲176cm(+2)・管囲19cm、馬体重は420kg(+16)です。なお、本馬を管理予定の鮫島厩舎所属リフレーミングが福島民報杯(L・福島・芝2000m)で優勝。また、本馬の父リアルスティールの産駒アレンジャーがアーリントンC(G3・阪神・芝1600m)で2着に健闘しました。
2024年4月(解説)
この半年で、血統的価値が飛躍的に上がった。リアルスティール産駒は昨秋以降の活躍が目覚ましく、レーベンスティールがセントライト記念、フォーエバーヤングが全日本2歳優駿とサウジダービーを制覇。ドナベティやチカッパなどオープン勝ち馬も続々と出てきた。一方の母系は、半兄のグリューヴルムが3月のオークランドTRTを制し、待望のオープン入り。そもそも母の全姉スリープレスナイトは2008年のスプリンターズSの覇者である。近親にもG1馬がズラリと並ぶ名牝系の出身なのだ。そう考えると、募集価格の900万円は破格の安値といえる。牝馬らしく、少々小ぶりではあるが、芯はしっかりとあるタイプ。むしろ現時点での課題は肉体面よりも精神面にある。我が強く、鞍上に反抗的な面があるので、指示に従って走れるように工夫して調教中。集中力が出てくれば、もうワンランク上の走りができるだろう。遺伝子はスピードとスタミナを併せ持った中距離タイプのC-T型。血統や馬体のイメージ通りだ。「山椒は小粒でもぴりりと辛い」という言葉がぴったりの元気印だが、今しばらくは鍛錬が必要。心身共に競走馬らしくなった時にどんな走りを見せてくれるのか、楽しみにしたい。
2024年4月(2歳育成馬情報)
新冠町のパッショーネにて、角馬場での障害調教と屋内坂路1本を15-15のキャンター調教を行ないました。スタッフは「障害調教を取り入れて、ルーメンが鞍上の話を聞いてくれる時間がより長くなるように接しています。脚での扶助をひたすら使い続けて推進し、気をそらさせないように調教しています。今は心を鬼にして、スパルタ教育をさせてもらっています。こういう性格の馬の育成は大変だけど、競馬では成績が出る事が多いような気がするので、我慢強く会話をしていきたいです」と話しています。その後、右前肢の歩様が乱れたため検査を行ないました。代表によると「検査の結果、右膝裏部が炎症を起こしており、繋靭帯近位付着部炎と診断されました。精神面の成長が見られれば夏競馬からの始動を狙っていたので残念ですが、秋競馬でのデビューに目標を切り替えます。炎症が落ち着くまではしばらく舎飼いで静養させるけど、このタイミングで馬体成長を促せるでしょう」との事です。測尺は体高156cm(+2)・胸囲174cm(-1)・管囲19cm、馬体重は404kg(-2)です。なお、本馬の兄グリューヴルムがオークランドTRT(4歳以上3勝クラス・阪神・D2000m)で優勝し、オープン入りしました。さらに、本馬の父リアルスティールの産駒フォーエバーヤングがUAEダービー(G2・ドバイ・D1900m)を制し、チカッパが昇竜S(OP・中京・D1400m)で優勝しました。また、本馬の競走馬名が【ルーメン Lumen 光束の単位(英)。母名より連想】に決定しました。
2024年3月(2歳育成馬情報)
新冠町のパッショーネにて、角馬場6000mのハッキングと屋内坂路1本を15-15のキャンター調教を行ないました。代表は「中距離タイプは調教メニューを悩むところだけど、身体が小さめの牝馬なので、この時期は筋肉量を増やすために万ハックを目指します」と話していましたが、その後は角馬場4000mのハッキングと屋内ダートコース1600mを17秒ペースのキャンター調教を行なっています。代表によると「我が強すぎて自分勝手な性格をうまく制御できなくなりはじめたので、騎乗者をより意識させてもっと指示に従って走れるように、メニューを変えて調教します。今は肉体面よりも精神面、特に集中力を鍛える事を優先します。騎乗者とコンタクトが長くとれるメニューで調教を行ない、牝馬版ペルフェツィオーネみたいな性格にならないよう、気を抜かずに走る事を教えています」との事です。測尺は体高154cm(±0)・胸囲175cm(+1)・管囲19cm、馬体重は406kg(+1)です。なお、本馬の父リアルスティールの産駒フォーエバーヤングがサウジダービー(G3・サウジ・D1600m)で優勝しました。
2024年3月撮影
2023年11月撮影
2023年10月撮影