2025年11月（1歳馬情報）

浦河町のチェスナットファーム調教センターにて騎乗馴致を終え、ロンギ場で集団調教でのハッキングキャンターの調教を行ないました。その後に場内の屋外トラックコース2000mを普通キャンターの調教を行なっています。場長によると、「馬場が凍結するまでは場内で基礎調教を行ないます。ゆっくりのスピードで身体全身を使うように運動させて基礎フォームと体力を付け、その後にBTC内での坂路調教に進めます」との事です。測尺は体高157cm・胸囲180cm・管囲20cm、馬体重は456kgです。なお、本馬の従兄ジョイボーイが清滝特別（3歳以上2勝クラス・10月18日・京都10R・芝2200m）で、近親ナルカミがジャパンダートクラシック（Jpn1・10月8日・大井11R・D2000m）で優勝しました。また、本馬を管理予定の栗東トレセン・杉山（晴）厩舎所属ガイアフォースが富士S（G2・10月18日・東京11R・芝1600m）で、オーロラエックスがカシオペアS（L・10月25日・京都11R・芝1800m）で、ダークマルスが2歳新馬（10月4日・京都5R・芝2000m）で優勝し、エリカエクスプレスが秋華賞（G1・10月19日・京都11R・芝2000m）で2着に、サトノシャイニングが毎日王冠（G2・10月5日・東京11R・芝1800m）で3着に健闘しました。


2025年10月（1歳馬情報）

新冠町の村上欽哉牧場新厩舎では夜間放牧を行ないました。その後に浦河町のチェスナットファームへ移動して、騎乗馴致を開始しています。なお、本馬の近親ナルカミが不来方賞（Jpn2・盛岡・D2000m）を制しました。また、本馬を管理予定の栗東トレセン・杉山（晴）厩舎所属テレサがローズS（G2・阪神・芝1800m）で2着に、エンペラーワケアがサマーチャンピオン（Jpn3・佐賀・D1400m）で2着に、ジョバンニが神戸新聞杯（G2・阪神・芝2400m）で3着に健闘しました。


2025年9月（解説）

近年は白毛に推され気味！？の芦毛だが、本馬が潮目を変えてくれるはずだ。なぜなら血統がワールドクラスで、実馬もグッドルッキング。加えて厩舎は一昨年の全国リーディングだから、掛け値なしに三拍子揃った馬なのだ。まずは血統から見ていこう。父のEssential QualityはBCジュヴェナイルやベルモントSなど、米国でG1を4勝した名馬。繋養1年目の22年の種付料が当時のレートで約900万円だったように評価は高く、未来のリーディングサイアーの呼び声もあるほどだ。しかもコントレイルの近親とあって、日本適性にも太鼓判を押せる。一方の母は未出走だが、そのきょうだいには活躍馬がズラリ。ワールドプレミアが菊花賞と天皇賞・春の覇者なら、ヴェルトライゼンデとワールドエースも重賞ウイナーだから、血のポテンシャルは底知れない。それほどの血統馬らしく、体つきも一級品。牝馬離れした骨格がありながら柔軟に動けるので、いい意味で芝向きかダート向きか分かりにくく、そういった意味でも楽しみは膨らんでいく。管理するのは若き名伯楽・杉山晴紀調教師。日高の生産馬でも次々とビッグタイトルを手にする指揮官に導かれ、大舞台で会える日を楽しみにしたい。


2025年9月（1歳馬情報）

新冠町の村上欽哉牧場新厩舎にて夜間放牧を行なっています。なお、本馬を管理予定の栗東トレセン杉山（晴）厩舎所属サトノアイボリーが2歳新馬（中京・芝2000m）で優勝しました。

2025年6月撮影

2024年11月撮影

2024年8月撮影