④ジョディーズロマン25 (パンサラッサ産駒)Jody's Roman 25
2025年2月18日生まれ
牝
/ 鹿毛(生産:新冠橋本牧場)
2025動画カタログ
2025年9月
血統表
Pedigree Table| パンサラッサ 鹿毛 2017 |
ロードカナロア 鹿毛 2008 |
キングカメハメハ | Kingmambo |
|---|---|---|---|
| マンファス | |||
| レディブラッサム | Storm Cat | ||
| サラトガデュー | |||
| ミスペンバリー 鹿毛 2002 |
Montjeu | Sadler's Wells | |
| Floripedes | |||
| Stitching | ハイエステイト | ||
| Itching | |||
| ジョディーズロマン 栗毛 2010 |
サムライハート 鹿毛 2002 |
サンデーサイレンス | Halo |
| Wishing Well | |||
| エアグルーヴ | トニービン | ||
| ダイナカール | |||
| ジョディーディア 栗毛 1993 |
Woodman | Mr. Prospector | |
| プレイメイト | |||
| Graceful Jody | Vice Regent | ||
| Graceful Touch |
募集要項
Information
入厩予定先
関東・美浦・竹内正洋
総額(総口数)
1,200万円(200口)
一口価格
60,000円
維持費
3,000円/月(2歳1月より)
保険料
1,920円/年(2歳より)
分割支払い表
|
支払い月 →
申込み月 ↓
|
25年10月~26年7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 | 27年1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 分割回数 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 当歳10月~1歳7月 | 6,000 | 6,000 | 6,000 | 6,000 | 6,000 | 6,000 | 6,000 | 6,000 | 6,000 | 6,000 | 10回 |
| 1歳8月 | 6,800 | 6,650 | 6,650 | 6,650 | 6,650 | 6,650 | 6,650 | 6,650 | 6,650 | 9回 | |
| 1歳9月 | 7,500 | 7,500 | 7,500 | 7,500 | 7,500 | 7,500 | 7,500 | 7,500 | 8回 | ||
| 1歳10月 | 8,700 | 8,550 | 8,550 | 8,550 | 8,550 | 8,550 | 8,550 | 7回 | |||
| 1歳11月 | 10,000 | 10,000 | 10,000 | 10,000 | 10,000 | 10,000 | 6回 | ||||
| 1歳12月 | 12,000 | 12,000 | 12,000 | 12,000 | 12,000 | 5回 | |||||
| 2歳1月 | 15,000 | 15,000 | 15,000 | 15,000 | 4回 | ||||||
| 2歳2月 | 20,000 | 20,000 | 20,000 | 3回 | |||||||
| 2歳3月 | 30,000 | 30,000 | 2回 | ||||||||
| 2歳4月 | 60,000 | 1回 | |||||||||

生産・育成の現場から
Report2025年11月(2025年産当歳募集馬レポート)
新冠橋本牧場社長が「骨格は父のパンサラッサというよりも父の父であるロードカナロアが出ていると感じます。馬体の肉付きは、コロンとした丸いシルエットで腰幅がしっかりとあるところは母に似ています。父母双方から良いところを受け継いでいる印象です」と馬体について解説してくれた。放牧地を僚馬とそぞろ歩く本馬は、離乳してさほど日がたっていないとは思えぬほど、落ち着いている。その様子に感心していると「離乳前も、母から離れて過ごしている事が多かったですね」という。もともと、自立心が強いのかもしれない。「離乳の翌日に竹内先生が視察に来てくれたのですが、すでに1頭だけになっても大人しくしていました。会員さんの見学でも1頭で大人しいですし、正姿勢で立たせるとそのまま微動だにしません。1歳馬なみの落ち着きだと思います」とのことで、実に頼もしい。かといって、大人しい馬に時折見られるボーッとしたタイプではなく、「放牧時間になっても馬房の中で待たせると、ピリッとしたところを見せますし、放牧中は、スイッチが入ると回転数の速い脚さばきで猛ダッシュします。初速からスピードが乗る走り方なので、もしかしたら父のような逃げ馬になるかもしれませんね。そのあたりも兄ジョディーズマロンと違うところです」という。実際、走りはじめた本馬は目覚ましいダッシュを見せ、僚馬たちを置き去りにして放牧地を縦横無尽に駆け回った。そのお陰で、他馬とかぶることなく様々なカットをたくさん撮影できたので、スピード感あふれる軽やかな動きをご覧いただきたい。柔軟かつ素軽い動きはもちろんだが、「走ることが大好き」と言わんばかりの楽しそうな表情が印象的だった。「兄姉は顔に母譲りの流星がありますが、この仔にはまったくないですね。だけど、すごく可愛い顔です!」と社長がほほ笑みつつ話すように、かなりの美少女である。古くから「顔の良い馬は走る」と言われており、その点でも本馬は名馬の素質充分だといえるだろう。
2025年9月(解説)
個性的な両親のカップリングがどんな化学反応を起こすだろうか。父は「令和の逃亡者」の異名をとったパンサラッサ。世界最高賞金レースのサウジCを日本馬として初めて勝ち、海外の芝ダートG1ダブル制覇を成し遂げたトップランナーである。そんな父の初年度産駒の1頭が本馬。母のジョディーズロマンはクラブ所属で息長く走り、地方で3勝、中央で1勝を挙げたタフネス牝馬。繁殖としても優秀で、これまでにJRAでデビューした5頭のうち、3頭が勝ち上がっている。とりわけ現役3勝クラスのジョディーズマロン(父ディスクリートキャット)は馬主孝行ぶりには頭が下がる思いで、600万円の募集価格に対し、獲得賞金は8000万円超え。大きな流星のインパクトある顔つきも相まって、会員以外のファンからも愛されている。他にも血統のセールスポイントはあって、“父がキングカメハメハ系×母方にエアグルーヴ”はドゥラメンテやルーラーシップ、ジュンライトボルトといったG1馬と同じ。数少ない「母の父サムライハート」からも現役3勝クラスのサダムオプシスが出ているから頼もしい。女の子なので見た目はもちろんだが、肝心の走りでも多くのファンを魅了してくれる馬になってくれるはずだ。
新冠町・新冠橋本牧場にて撮影
2025年9月撮影