①マチャプチャレ25 (シルバーステート産駒)Machhapuchchhre 25
2025年4月25日生まれ
牡
/ 黒鹿毛(生産:チェスナットファーム)
2025動画カタログ
2025年9月
血統表
Pedigree Table| シルバーステート 青鹿毛 2013 |
ディープインパクト 鹿毛 2002 |
サンデーサイレンス | Halo |
|---|---|---|---|
| Wishing Well | |||
| ウインドインハーヘア | Alzao | ||
| Burghclere | |||
| シルヴァースカヤ 黒鹿毛 2001 |
Silver Hawk | Roberto | |
| Gris Vitesse | |||
| Boubskaia | Niniski | ||
| Frenetique | |||
| マチャプチャレ 鹿毛 2013 |
ヨハネスブルグ 鹿毛 1999 |
ヘネシー | Storm Cat |
| Island Kitty | |||
| Myth | オジジアン | ||
| Yarn | |||
| テンシノキセキ 栗毛 1998 |
フジキセキ | サンデーサイレンス | |
| ミルレーサー | |||
| ビーバップアルー | Mr. Prospector | ||
| Newchance Lady |
募集要項
Information
入厩予定先
関西・栗東・杉山晴紀
総額(総口数)
4,000万円(400口)
一口価格
100,000円
維持費
1,500円/月(2歳1月より)
保険料
3,200円/年(2歳より)
分割支払い表
|
支払い月 →
申込み月 ↓
|
25年10月~26年7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 | 27年1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 分割回数 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 当歳10月~1歳7月 | 10,000 | 10,000 | 10,000 | 10,000 | 10,000 | 10,000 | 10,000 | 10,000 | 10,000 | 10,000 | 10回 |
| 1歳8月 | 11,200 | 11,100 | 11,100 | 11,100 | 11,100 | 11,100 | 11,100 | 11,100 | 11,100 | 9回 | |
| 1歳9月 | 12,500 | 12,500 | 12,500 | 12,500 | 12,500 | 12,500 | 12,500 | 12,500 | 8回 | ||
| 1歳10月 | 14,500 | 14,250 | 14,250 | 14,250 | 14,250 | 14,250 | 14,250 | 7回 | |||
| 1歳11月 | 16,750 | 16,650 | 16,650 | 16,650 | 16,650 | 16,650 | 6回 | ||||
| 1歳12月 | 20,000 | 20,000 | 20,000 | 20,000 | 20,000 | 5回 | |||||
| 2歳1月 | 25,000 | 25,000 | 25,000 | 25,000 | 4回 | ||||||
| 2歳2月 | 33,400 | 33,300 | 33,300 | 3回 | |||||||
| 2歳3月 | 50,000 | 50,000 | 2回 | ||||||||
| 2歳4月 | 100,000 | 1回 | |||||||||

生産・育成の現場から
Report2025年12月(2025年産当歳募集馬レポート)
3勝2着2回3着2回と活躍し、4600万円超の賞金を獲得している馬主孝行なクラブ所属馬パドマの弟が、当歳募集馬ラインアップに加わった。母マチャプチャレの仔出しの良さは皆さんもご存知の通りだが、チェスナットファーム代表は「これまでのマチャプチャレ産駒の中でも出来の良さはピカイチです」と自信満々に口火を切った。「放牧地での動きも、柔らかさや俊敏さが、うちの生産馬のなかでずば抜けています。姉のパドマが活躍してくれていますが、それ以上の資質を感じさせるんです。牡馬ということもあり、少し高額になっているけど、それだけの価値があるはずだと信じています」というコメントからも、本馬への高い評価が伝わってくる。生まれ故郷のチェスナットファームから僚馬とともに松浦牧場へと移動してきた本馬は、21頭もの多頭数で放牧されている。松浦牧場社長は「一緒に来た仲間と2頭で寄り添いながら過ごしています。環境が変わったうえに多頭数の放牧になったため、運動量や気遣いが増えたのか、少し疲れが出てきている感じです。体調にはまったく問題ありませんが、ちょっと大人しくなっているかな。まだ大所帯に慣れきっていないからだと思うので、いずれは牡馬らしく元気いっぱいな様子を見せてくれるでしょう」と教えてくれた。だが、軽やかに放牧地を駆け回る様子ははつらつとしており、新たな仲間たちに囲まれても気後れするような気配はまったく感じさせないのが頼もしい。そして、チェスナットファーム代表が評した通り、柔軟で俊敏な動きが際立っているのだ。そんな本馬の父シルバーステートは、供用開始となった2018年の種付料は80万円(受胎条件)だったが、産駒の活躍が後押しして、2021年の150万円から2022年には600万円へ高騰。チェスナットファーム代表も「シルバーステート産駒の良績が目立ってきたし、この仔も続いてくれるはずです。母が体調を崩して種付ができていないので、その分も頑張ってほしい」と大きな期待を寄せている。
2025年9月(解説)
母のマチャプチャレは知る人ぞ知る名繁殖牝馬だ。さすがは父が大種牡馬のヨハネスブルグ、母が重賞2勝を含めて通算9勝のテンシノキセキという血統馬。母としてのポテンシャルを発揮し、これまでにJRAでデビューした兄姉5頭は全てが勝ち上がっている。しかも、そのうち4頭が2勝以上を挙げており、全兄のベルウッドブラボーは2歳オープンのダリア賞の勝ち馬。姉のパドマ(父ドレフォン)は3勝クラス、同じくアオイレーギーナ(父リアルスティール)は2勝クラスで活躍中だから、長打率も秘めている。そして7番仔の本馬は鹿毛の馬体が凛々しいグッドルッキングホース。初年度産駒の兄がデビューした当初は新進気鋭だった父シルバーステートも、今ではすっかり日高のトップサイアーだ。JRAの重賞ウイナーを5頭も輩出しており、あと一歩でG1勝ち馬が出るだろう。しかも重賞ウイナー5頭のうち、4頭が牡馬であるコルトサイアーというデータは、本馬を語る上で心強い材料といえる。もちろん手掛けるのは姉パドマでお馴染み、そして23年にリーディングを獲得した杉山晴紀調教師。兄姉超えはもちろん、きょうだい初の重賞ウイナーに上り詰めることを期待したい。
新冠町・松浦牧場にて撮影
2025年9月撮影