③ストームイメージ20 (ルーラーシップ産駒)Storm Image 20
2020年3月23日生まれ
牝
/ 黒鹿毛(生産:松浦牧場)



2022年4月
2021年12月
2021年7月
2020年12月
血統表
Pedigree Tableルーラーシップ 鹿毛 2007 |
キングカメハメハ 鹿毛 2001 |
Kingmambo | Mr. Prospector |
---|---|---|---|
Miesque | |||
マンファス | ラストタイクーン | ||
Pilot Bird | |||
エアグルーヴ 鹿毛 1993 |
トニービン | カンパラ | |
Severn Bridge | |||
ダイナカール | ノーザンテースト | ||
シヤダイフエザー | |||
ストームイメージ 鹿毛 2001 |
ダンスインザダーク 鹿毛 1993 |
サンデーサイレンス | Halo |
Wishing Well | |||
ダンシングキイ | Nijinsky | ||
Key Partner | |||
スーパードレス 青鹿毛 1994 |
Storm Cat | Storm Bird | |
Terlingua | |||
Decorated Image | Well Decorated | ||
Julie's Image |
募集要項
Information
入厩予定先
関西・栗東・中竹和也
総額(総口数)
1,200万円(200口)
一口価格
60,000円
維持費
3,000円/月(2歳1月より)
保険料
1,920円/年(2歳より)
生産・育成の現場から
Report【競走馬名】
ヴォードヴィル Vaudeville 歌や踊り、劇などを織り交ぜたショー(英)。多彩な魅力を持ち合わせている
2022年6月(2歳育成馬情報)
浦河町のチェスナットファームにて、BTC内の屋内坂路2本を14-14の調教を行ないました。スタッフが「調教時の落ち着きがだいぶ出てきたので、単走だけではなく併せ馬での調教を再開しています。負けん気が強いので相手が前に出ると追いかけていく気持ちを強く出しますが、以前よりも折り合えるようになっています」と話すように、精神面の成長がうかがえます。その後はペースを上げて14-13の調教を行なっています。スタッフは「ここにきてさらなる馬体成長が見てとれます。こちらに来てからは母方のStorm Catっぽい身体つきに成長しているように感じていましたが、腰側が一段高くなって背中が伸びてきて、ルーラーシップ産駒らしい馬体に成長しつつあります。これから調教の動きも変わってきそうですね」、さらに「背中が長くなるなど体型に変化が出てきた事で、背中の使い方が以前にも増して柔軟になってきたと感じています。もともとは短めの距離に適性があると思っていましたが、今は長めの距離が合いそうなタイプだと思うようになってきました」と評しており、馬体・動きの両面で変化が見られます。測尺は体高156cm(±0)・胸囲183cm(-1)・管囲20.5cm、馬体重は462kg(-3)です。なお、本馬の父ルーラーシップ産駒のカレンシュトラウスがメイS (OP・東京・芝1800m)で優勝しました。
2022年5月(2歳育成馬情報)
浦河町のチェスナットファームにて、BTC内の屋内坂路2本を15-15のキャンター調教を行なっています。スタッフが「体力が付いてきた事で闘争心を表面に出すようになり、走りが変わってきました。併せ馬で登坂させると気合いが入りすぎて口を割るほどなので、しばらくは単走で鞍上とのコミュニケーションを重視した調教を行ないます」と話すように、勝負根性の発露が見られます。また、本馬を管理予定の中竹師が来場して視察しました。「これまで大きなアクシデントなく順調に調教が進んでいるように、非常に健康的な身体に成長してくれています。現状の馬体重が460kg前後ですから、競馬では440kg前後くらい。2歳時の牝馬としてはちょうどいいサイズでしょう。まだ身体が全体的に水っぽくて幼い感じが抜けていないように思うので、現時点では6月の新馬戦向きではないと感じています。今後は6月頃にどのくらい成長してくれているかによって、夏競馬からいけそうなのか秋以降なのかを判断したいと思います」との事で、6月時点での成長度合いを確認してからデビューなどのプランが立てられます。測尺は体高156cm(±0)・胸囲184cm(-2)・管囲20.5cm、馬体重は465kg(+2)です。なお、本馬の父ルーラーシップ産駒のアンティシペイトが福島民報杯(L・福島・芝2000m)で優勝し、ソウルラッシュがマイラーズC(G2・阪神・芝1600m)を制しました。
2022年4月(解説)
いい意味で血統のイメージを覆す馬になりそうです。父ルーラーシップはキセキやメールドグラース、ダンビュライトなど、芝の中長距離を中心に続々と活躍馬を輩出中。ただ、本馬は体形的にマイル前後がベストではないかと睨んでいます。これはおそらく母系の影響。ストームキャット産駒の祖母スーパードレスは、ファンタジーS 2着、阪神3歳牝馬S 3着など、マイル以下の重賞戦線を湧かせた快足馬でした。振り返ればコンデュイット産駒だった兄ドウディの全3勝も1400m以下。確かにルーラーシップ産駒の牝馬にはディアンドルという芝1200mの重賞勝ち馬もいますから、仮に本馬の完成形がスプリンターであったとしても、まったく不思議はないでしょう。現在は浦河町のチェスナットファームで育成中。携わるスタッフも、気性と馬体の両面からマイラーとしての資質を感じ取っています。父の産駒にありがちな気難しい面が出てしまう不安もありましたが、ここまでの育成過程を見る限りは許容範囲。いや、短距離馬と考えれば、むしろいい意味での前向きさにつながるはずです。このまま気を損ねることなく、スクスクと育てることができれば、競馬場でスピード溢れる走りを披露できるでしょう。
2022年4月(2歳育成馬情報)
浦河町のチェスナットファームにて、BTC内の屋内坂路2本を17秒ペースのキャンター調教を行ない、スタッフは「身体の柔らかさのなかにまだ緩さを残す動きをしていますが、坂路調教を重ねるにつれて少しずつ身体に芯が入ってきました。少し成長が遅めのタイプのようなので、適度な負荷をかけながら馬体成長を促していきたいと思います」とコメント。続いて16秒にペースを上げたキャンター調教を行ないました。「少しずつペースを上げて様子を見ていますが、まだこれから後肢に力が付いてくる段階なので、坂路ではハミにもたれぎみに走っています。でも相変わらず背中の使い方が柔軟で、しなやかな走りをしていますね」とスタッフが評しています。その後は15-15のキャンター調教を行なっています。「乗り込みを重ねていく事で、少しずつ後肢に力が付いてきています。気性的にもほどよい前進気勢を出していて、心身ともにバランスがとれた走りができるようになってきました」、翌週には「体力が付いてきた事で、以前よりも身体全身を大きく使った走りができるようになってきました。それでも、まだまだ身体や動きが変わってきそうなタイプの馬なので、これからの調教でさらに良くなってくれると思います」とスタッフが評するように、心身に加えて動きにも成長がうかがえます。測尺は体高156cm(±0)・胸囲186cm(+1)・管囲20.5cm、馬体重は463kg(±0)です。なお、本馬の父ルーラーシップ産駒のエイシンクリックが阪神スプリングJ(J.G2・阪神・障3900m)で優勝しました。
2021年11月撮影
2021年6月撮影
2020年11月撮影
2020年8月撮影