④ウインジュビリー22 (サートゥルナーリア産駒)Win Jubilee 22
2022年2月14日生まれ
牝
/ 青鹿毛(生産:新冠橋本牧場)



2022動画カタログ
2022年9月
血統表
Pedigree Tableサートゥルナーリア 黒鹿毛 2016 |
ロードカナロア 鹿毛 2008 |
キングカメハメハ | Kingmambo |
---|---|---|---|
マンファス | |||
レディブラッサム | Storm Cat | ||
サラトガデュー | |||
シーザリオ 青毛 2002 |
スペシャルウィーク | サンデーサイレンス | |
キャンペンガール | |||
キロフプリミエール | Sadler's Wells | ||
Querida | |||
ウインジュビリー 青鹿毛 2008 |
シンボリクリスエス 黒鹿毛 1999 |
Kris S. | Roberto |
Sharp Queen | |||
Tee Kay | Gold Meridian | ||
Tri Argo | |||
ダイヤモンドビコー 鹿毛 1998 |
サンデーサイレンス | Halo | |
Wishing Well | |||
ステラマドリッド | Alydar | ||
My Juliet |
募集要項
Information
入厩予定先
関西・栗東・長谷川浩大
総額(総口数)
1,500万円(200口)
一口価格
75,000円
維持費
3,000円/月(2歳1月より)
保険料
2,400円/年(2歳より)
分割支払い表
支払月 →
申し込み月 ↓
|
22年10月~23年7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 | 24年1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 分割回数 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
当歳10月~1歳7月 | 7,500 | 7,500 | 7,500 | 7,500 | 7,500 | 7,500 | 7,500 | 7,500 | 7,500 | 7,500 | 10回 |
1歳8月 | 8,600 | 8,300 | 8,300 | 8,300 | 8,300 | 8,300 | 8,300 | 8,300 | 8,300 | 9回 | |
1歳9月 | 9,550 | 9,350 | 9,350 | 9,350 | 9,350 | 9,350 | 7,500 | 9,350 | 8回 | ||
1歳10月 | 10,800 | 10,700 | 10,700 | 10,700 | 10,700 | 10,700 | 10,700 | 7回 | |||
1歳11月 | 12,500 | 12,500 | 12,500 | 12,500 | 12,500 | 12,500 | 6回 | ||||
1歳12月 | 15,000 | 15,000 | 15,000 | 15,000 | 15,000 | 5回 | |||||
2歳1月 | 18,750 | 18,750 | 18,750 | 18,750 | 4回 | ||||||
2歳2月 | 25,000 | 25,000 | 25,000 | 3回 | |||||||
2歳3月 | 37,500 | 37,500 | 2回 | ||||||||
2歳4月 | 75,000 | 1回 |
生産・育成の現場から
Report2023年1月(1歳馬情報)
新冠町の新冠橋本牧場にて夜間放牧を行なっています。社長によると「約10頭のグループで集団放牧を始めた頃は、僅か数日で新たな環境に慣れてくれました。仲間たちがなかなか慣れずにテンションが高いなか、真っ先に大人しくなったんです。今も、何かのきっかけでテンションが高くなる事はありますが、落ち着くのが早いです。何か普段と違う事が起こっても状況把握がちゃんとできて冷静に対処できるという賢さを感じます。写真や動画撮影、会員さんの見学などで馬見せする機会が多かったので、それらの効果も加わっているかもしれませんね」との事です。
2022年12月(当歳馬情報)
新冠町の新冠橋本牧場にて離乳を済ませた後は、およそ10頭のグループで夜間放牧を行なっています。社長によると「急激に気温が下がってきたなかでの夜間放牧によって、早くも冬毛が伸びてモコモコになり、これから厳しい寒さを迎える準備ができつつあります。離乳で母を別の厩舎・放牧地へ移動させた後も、この仔たちは母親と一緒に過ごした厩舎・馬房で生活していました。その後に1歳馬用の厩舎へ移動し、放牧地も生後初めて変わるなど環境が大きく変わったので、仲間たちと一緒に長い時間走り回ったりして騒いでいました。その影響で運動量が急激に増えたため、やや太めだったお腹も含めて身体全体が引き締まり、さらに筋肉量も増えてたくましくなっています。長谷川先生からは、ほかの牧場などで見てきた当歳馬のなかで一番身体がしっかりしていると言ってもらえましたよ」との事です。なお、本馬の父サートゥルナーリアの種付料は、2021年度の600万円から年々上昇しており、来年度は800万円となるように産駒の出来の良さがうかがえます。また、本馬の近親シリンガバルガリスが2歳未勝利(新潟・D1800m)で初勝利を挙げました。
2022年10月(2022年産当歳募集馬レポート)
新冠橋本牧場にてすくすくと成長している本馬は、早生まれという事もあり、すでに離乳を済ませて夜間放牧を開始している。橋本社長によると「離乳直後こそ、僚馬たちと同じく精神的に不安定な時期がありましたが、仲間たちより早く落ち着いてくれました。加えて自立心も強く、あまり無駄な動きをしないタイプですね。会員さんが見学する際にも、ビシッと立ち姿をきめて微動だにしないくらい落ち着きがあります」との事だ。しかも、「気持ちのスイッチが入ると、穏やかな顔つきが一変して急にきつい顔になります。どうやら、ただ大人しいだけではなく、その時の状況を理解・判断して行動に移せる賢い馬なのだと思います」というから、実に頼もしい。サートゥルナーリアは、その父ロードカナロアと同じく、真面目で性格の良い産駒を多く出すという印象だ。社長も「気性面だけでなく、体型もカナロア産駒と似ている馬が多いように感じます。この仔はお尻の形以外はカナロア似だと思います。特徴的なお尻は、母の父シンボリクリスエスの形でもないので、誰からの遺伝なのか気になるところですね」と評する。さて、放牧地での本馬は堂々とした力強い走りを披露してくれた。カタログ掲載写真撮影時に少し残っていた茶色い被毛が徐々に抜けてきており、ベルベットのように黒光りする様が美しい。当歳の夏を越したばかりの牝馬としては丸みを帯びて充実したトモが目立ち、胸前から肩、そして首差しのたくましさも出色で、筋肉量の豊富な馬体が実に魅力的だ。社長も「生まれた頃から筋骨隆々でした。今はコロンとしたパワータイプのように見えますが、別のクラブで募集価格3000万円だった兄は、当歳の時はがっちりしていたのが骨の成長とともに背中が長くなり、全体的にスラッと長手な身体つきになっているので、もしかしたら、この仔も兄と同じような成長をするかもしれません。これからどんなふうに成長してくれるか興味深く楽しみです。この仔にはカナロア産駒のような競走適性となるイメージを持っていて、兄よりもスピードタイプになってくれるような気がします」と結んでくれた。
2022年11月撮影
2022年8月撮影