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2022年産1歳募集馬レポート③

募集馬情報

⑨アーデルハイト22 ノーザンファームイヤリングでは、ひとつの放牧地にいったい何頭いるのだろうと驚くほどの多頭数で放牧が行なわれていた。血統も馬体も超一流という僚馬ばかりだが、明るく輝く栗毛の被毛を通じてくっきりと浮かび上がる発達した筋肉を誇る本馬の馬体は、ひときわ目立つ。深い胸からゆったりした胴、丸みをおびたトモへかけてのラインが父ヘニーヒューズを彷彿とさせる。1歳の秋を迎えようとしている牝馬らしからぬたくましさで、その印象は、広大な放牧地を縦横無尽に駆け回る姿を見てさらに強くなった。素軽さが際立つ脚さばきは、スピードが上がるにつれて力強さが増し、ギャロップに移っても上体がぶれる事はない。案内してくれたイヤリング厩舎長も、「ほどよくストライドが伸びて、良い走り方ができていますね」と評してくれた。そんな本馬の父は、2020~2021年と2年連続でJRAダートチャンピオンサイヤーに輝いたヘニーヒューズだ。海外のG1を11勝して歴史的な名牝の1頭となったビホルダーをはじめとして、日本でも持ち込み産駒のアジアエクスプレスやモーニンがG1馬となり、日本での供用開始後もワイドファラオとアランバローズがG1勝ちを挙げるなど、多数の活躍馬を輩出している。すでに騎乗育成が進められており、育成厩舎の厩舎長が「母アーデルハイトの産駒を育成した事がありますが、父に似た産駒を出すという印象です。この仔も父によく似た馬体ですね。今のところダートの短距離に向いたタイプだと感じています」と話す。さらに本馬を語るうえでは母系も重要な要素だ。祖母がビワハイジで、母の姉は名牝ブエナビスタであり、ジョワドヴィーヴルやアドマイヤオーラ、アドマイヤジャパンなどの活躍馬がひしめくブラックタイプは豪華絢爛といえる。1戦のみで繁殖入りした母だが、忘れな草賞を制したロッテンマイヤー、現役3勝クラスのエーデルブルーメなどを送り出しており、ファミリーに流れる高い資質を産駒に伝えている事は証明済みだ。日本の馬産を牽引する名門牧場で生まれ、そして育てられる本馬は、きっと大きく華やかな舞台で活躍してくれるだろう。 募集馬情報ページはこちら 出資予約ページはこちら