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タイフーンナイン(ハリケーンフラッグ24)スペシャルレポート

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約40の育成牧場が軒を連ねるBTC軽種馬育成調教センター近辺で、ハードな調教を行なう事で知られる99.9(ナインティナインポイントナイン)から、即戦力で魅力がたっぷりと詰め込まれた2騎がラインナップに加えられた。いずれも夏の北海道デビューを視野に入れたメニューを順調にこなしている。

「ハリケーンフラッグ24」は、北海道市場セプテンバーセール取引馬だ。翌年のトレーニングに向けて上場馬を探していた木村拓己社長が「血統も素晴らしいと思いましたが、何よりも立ち姿が格好良かった」と、ほぼひとめぼれで購入を決めた馬だ。4月23日生まれのためにまだ幼さを残すものの、やや丸みを帯びた筋肉は弾力性に富み、容量の大きな後躯と隆起した肩とたくましい上腕にスピード馬の特徴がよく出ている。月齢では過不足ない身体つきではあったと思われるが、日程が決められている市場ではディスアドバンテージとなる。「右前脚に外傷を負っていたのです。しかも、上場順はせりの後半でした」。空席が目立ち始めた会場で、ケガをしている小柄な牝馬を買い求める人は、そう多くない。「それまでダノンプレミアムの産駒を扱った事はなかったのですが、仕上がりが早く、スピード能力に長けているという印象がありました。しかも、母系はパーソナルエンサン。予算内で落札できたのはラッキーでした」と当日を振り返ってくれた。

ダノンプレミアムは、ディープインパクト直仔の2歳牡馬チャンピオン。余裕たっぷりに不敗のまま朝日杯フューチュリティSを制し、与えられたレーティングは2歳馬としてはJRA史上最高の117。3歳シーズン初戦の弥生賞でダービー馬ワグネリアンを寄せつけず、その評価が大袈裟なものではなかったことを示している。期待されたクラシックシーズンは脚部不安を発症して不完全燃焼だったが、4歳時にはこの年、年度代表馬に選ばれるリスグラシューに国内唯一の黒星をつけ、種牡馬としても初年度産駒レザベーションがニュージーランドTを制してNHKマイルへ弾みをつけている。3代母はアメリカで「ミス・パーフェクト」と異名をとったパーソナルエンサン。その詳細は避けるがパーソナルエンサンは、直仔3頭がG1勝ち馬になったほか米国2冠ウォーエンブレム(本邦輸入種牡馬)の父アワエンブレムを送り出したように、その競走能力を産駒に伝えて活力あふれるファミリーを築き上げ、1993年には競馬の殿堂入りを果たしている名牝だ。

取材当日のメニューは、屋外の直線1600mダートコース1本と、屋内ウッドチップ坂路1本を使った10頭による集団調教。ウォーミングアップというのはあまりにハードな内容で直線コースを走り抜けたあとはグラス馬場を横切って坂路コースへ。それだけでも十分な負荷と思われるが、その後に坂路コースを勢いよく駆け上がる。軽快に歩度を伸ばしている様子がうかがえた。表示されたハロンラップは14秒9、13秒1、12秒7で3ハロン40秒7。「予定よりも少し速かった」と木村社長の顔が一瞬曇るが「無理をしたわけではないので、ダメージはないはず」とすぐに笑顔を取り戻した。ただし、北海道開催でのデビューに向けて十分な手応えを感じる追い切りとなった事は強調しておきたい。「募集を開始したタイミングでダノンプレミアム産駒が重賞を勝ってくれたので、注目してくれる方もおられると思います。今は馬に教えなければならない事が残っていますが、血統や走法からダート適性が高いと思うので、この馬の個性を殺さずに伸ばしていきたい」と言葉少なに期待の大きさを口にした。

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