[入厩直前] ⑨アーデルハイト22 (ヘニーヒューズ産駒)Adelheid 22
2022年3月26日生まれ
牝
/ 栗毛(提供:新冠橋本牧場)
血統表
Pedigree Tableヘニーヒューズ 栗毛 2003 |
ヘネシー 栗毛 1993 |
Storm Cat | Storm Bird |
---|---|---|---|
Terlingua | |||
Island Kitty | Hawaii | ||
T.C. Kitten | |||
Meadow Flyer 鹿毛 1989 |
Meadowlake | Hold Your Peace | |
Suspicious Native | |||
Shortley | Hagley | ||
Short Winded | |||
アーデルハイト 鹿毛 2007 |
アグネスタキオン 栗毛 1998 |
サンデーサイレンス | Halo |
Wishing Well | |||
アグネスフローラ | ロイヤルスキー | ||
アグネスレデイー | |||
ビワハイジ 青鹿毛 1993 |
Caerleon | Nijinsky | |
Foreseer | |||
アグサン | Lord Gayle | ||
Santa Luciana |
募集要項
Information
入厩予定先
関西・栗東・斉藤崇史
総額(総口数)
3,500万円(500口)
一口価格
70,000円
維持費
1,200円/月(2歳1月より)
保険料
2,240円/年(2歳より)
分割支払い表
支払月 →
申し込み月 ↓
|
23年9月 | 10月 | 11月 | 12月 | 24年1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 分割回数 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1歳9月 | 8,750 | 8,750 | 8,750 | 8,750 | 8,750 | 8,750 | 8,750 | 8,750 | 8回 |
1歳10月 | 10,000 | 10,000 | 10,000 | 10,000 | 10,000 | 10,000 | 10,000 | 7回 | |
1歳11月 | 11,750 | 11,650 | 11,650 | 11,650 | 11,650 | 11,650 | 6回 | ||
1歳12月 | 14,000 | 14,000 | 14,000 | 14,000 | 14,000 | 5回 | |||
2歳1月 | 17,500 | 17,500 | 17,500 | 17,500 | 4回 | ||||
2歳2月 | 23,400 | 23,300 | 23,300 | 3回 | |||||
2歳3月 | 35,000 | 35,000 | 2回 | ||||||
2歳4月 | 70,000 | 1回 |
生産・育成の現場から
Report【競走馬名】
アーデルリーベ Adel Liebe 高貴な愛(独)。沢山の人に愛される名牝になるように。母名より連想
【募集終了間近】
滋賀県のノーザンファームしがらきへ移動して、屋外ポリトラックコース1800mを軽めのキャンター調教を行なっています。なお、本馬は近日中に栗東トレセン・斉藤(崇)厩舎へ入厩する予定となったため、5月14日(火) をもって募集を終了いたします。測尺は体高158cm・胸囲186cm・管囲20.5cm、移動前の馬体重は472kgです。
ノーザンファームしがらき調教主任「到着時の馬体重は459kgと大きな輸送減りはなく、到着後の体温も安定しています。飼葉をしっかり食べているし体調に問題はないので、すぐに乗りだしました」
斉藤(崇)師「調教が進むにつれて、身体の幼さが消えて付くべきところに筋肉が付き、身体がしっかりしました。ピリッとした気性を持っているので、ゲート試験を先に受けたほうが良いと判断し、近日中に入厩させます」
2024年4月(解説)
当クラブは50年以上の歴史があるが、この馬を「史上最もローレルらしくない馬」と呼ぶ会員様が多いそうだ。言われてみれば納得で、生産と育成はノーザンファーム。所属は斉藤崇史厩舎。さらに祖母がビワハイジで、母のきょうだいにはブエナビスタやジョワドヴィーヴルなどの活躍馬がズラリと並ぶ。つまりは“バッテン”や“水玉”の勝負服で走っていても不思議ないエリートなのだ。そんな逸材を、昨年のセレクトセールにおいて新冠橋本牧場が3410万円で落札し、破格の3500万円で募集に至ったことは、これ以上ない幸運だ。当時から良い意味で牝馬らしくない、そしてヘニーヒューズ産駒らしい筋肉質な身体つきが目立ったが、半年の育成を経て、さらに逞しいシルエットへと進化している。現時点では少々前駆に寄ったフットワークだが、心配は無用。さらに調教を重ね、トモが更に使えるようになれば改善されるはずだ。何より頼もしいのは、走りに対してマジメであること。前進気勢を出して坂路を駆け上がる姿は、ダート短距離での大成を予感させる。JBCスプリント、さらには父が1番人気で敗れた本場アメリカのBCスプリントへ。夢に向かって一目散に突き進んでほしい。
2024年4月(2歳育成馬情報)
安平町のノーザンファーム早来育成厩舎にて、屋内ポリトラックコース1800mの普通キャンターと屋内坂路1本を16秒ペースのキャンター調教を行ないました。厩舎長は「周回コースでトモの踏み込みに力を込める走りを求めすぎると調教後の歩様が硬くなる事があるので、無理なくバランスを保てる走りになるよう工夫しながら進めています。ただ、基礎的な動きがしっかりとできていて体力も十分にある状態なので、高い次元での走りの矯正や細かな調整を施せています」と話しています。その後は「トラックコースで細かな走りの矯正を行ないつつ、坂路では3ハロン45秒の調教に進めています。筋肉が発達して身体のボリュームが増してきたし、その筋肉の質が良いと感じています」と厩舎長が話す通り、15-15にペースを上げたキャンター調教を行なっています。今後については「これまでの育成過程や現状より、当方の感触としては、6月上旬に競馬へ向けられると思います。斉藤(崇)先生の判断や厩舎事情があると思うけど、こちらでは坂路で3ハロン42秒まで進めて、トレセンへ直接入厩できる状態になるでしょう」と予測しています。測尺は体高158cm(+2)・胸囲184cm(±0)・管囲20.5cm、馬体重は467kg(+7)です。なお、本馬の甥アルゲンテウスが4歳上1勝クラス(中京・芝1600m)で優勝しました。加えて、本馬を管理予定の斉藤(崇)厩舎所属ドンフランキーがドバイゴールデンシャヒーン(G1・ドバイ・D1200m)で2着に健闘しました。さらに、本馬の父ヘニーヒューズの産駒セラフィックコールがダイオライト記念(Jpn2・船橋・D2400m)を制し、ゴールドハイアーが総武S(OP・中山・D1800m)で、ケイアイロベージが千葉S(OP・中山・D1200m)で優勝。また、本馬の競走馬名が【アーデルリーベ Adel Liebe 高貴な愛(独)。沢山の人に愛される名牝になるように。母名より連想】に決定しました。
2024年3月(2歳育成馬情報)
安平町のノーザンファーム早来育成厩舎にて、屋内ポリトラックコース1800mの普通キャンターと屋内坂路1本を16秒ペースのキャンター調教を行なっています。厩舎長によると「馬体成長に伴って、調教での動きに余裕が出てきました。以前は坂路の終点付近で手応えが悪くなっていたけど、良い身のこなしを持続できるようになって、終点までスムーズに運べるようになりました。今の課題は、周回コースの走行時に走りのバランスが少し前駆側に寄りがちなところの改善です。ゆっくりとしたペースでの調教でも身体全体を使って走らせるので、馬にとっては簡単なメニューではありません。バランスが前駆側になってしまうのはまだしっかりとトモが使えていないからなので、さらなる筋力強化を目標にしています」との事です。精神面については「走る事に真面目で前進気勢が強い気性面は、短距離の競走に適していると思います。ただ、調教時の要所要所で加減を求めるときは操縦性に少し苦労するほどの行きっぷりなので、気持ちにゆとりが出るように工夫して調教をつけたいです」と話しています。測尺は体高156cm(±0)・胸囲184cm(-1)・管囲20cm、馬体重は460kg(+5)です。なお、本馬の従姉アルタビスタが4歳以上1勝クラス(小倉・D1700m)で優勝しました。また、本馬を管理予定の斉藤(崇)厩舎所属コウユーカメサンヨがたんぽぽ賞(重賞・佐賀・D1400m)を制覇。同じくキラーアビリティがネオムターフC(G2・サウジ・芝2100m)で、ララクリスティーヌが1351ターフスプリント(G2・サウジ・芝1351m)で、それぞれ2着に健闘しました。
2024年2月(2歳育成馬情報)
安平町のノーザンファーム早来育成厩舎にて、屋内ポリトラックコース1800mの普通キャンターと屋内坂路1本を17秒ペースのキャンター調教を行なっています。厩舎長は「走る事に真面目で前進気勢の強さを持ち前としています。その気性面が先走って体力面とのバランスを崩した事で、疲れからくる皮膚病が一時的に出ました。でも、すぐに治まったので大きく休ませる事なく調教を行なえています」とコメント。その後、厩舎長が「皮膚病が治まってからは、ひと皮むけたように基礎体力の増強が顕著です。それに伴って動きがかなり良くなってきました。これまでは少し物足りなかったトモの力強さが出てきたし、馬体面の成長も目立ちます」、さらに「冬を越えて暖かくなってから成長が進むものと思っていたところ、すでに心身ともに大きく変わってきています。特に筋肉の発育が進んで、ヘニーヒューズの産駒らしい量感のある馬体の作りが目立ってきました」と評しており、体力・動き・馬体ともに成長がうかがえます。測尺は体高156cm(+1)・胸囲185cm(+1)・管囲20cm、馬体重は455kg(+5)です。なお、本馬の従姉オードリーバローズが4歳以上2勝クラス(京都・芝1400m)で優勝しました。また、本馬を管理予定の斉藤(崇)厩舎所属セッションが京都金杯(G3・京都・芝1600m)で2着に健闘。さらに、本馬の父ヘニーヒューズの産駒クレイヴィンオナーが3歳新馬(中山・D1800m)で優勝しました。
2024年3月撮影
2023年11月撮影
2023年8月撮影