⑪ルージュマジック22 (ウインブライト産駒)Rouge Magic 22
2022年3月21日生まれ
牡
/ 黒鹿毛(提供:パッショーネ)
血統表
Pedigree Tableウインブライト 芦毛 2014 |
ステイゴールド 黒鹿毛 1994 |
サンデーサイレンス | Halo |
---|---|---|---|
Wishing Well | |||
ゴールデンサッシュ | デイクタス | ||
ダイナサツシユ | |||
サマーエタニティ 芦毛 2005 |
アドマイヤコジーン | Cozzene | |
アドマイヤマカディ | |||
オールフォーゲラン | ジェイドロバリー | ||
ミスゲラン | |||
ルージュマジック 鹿毛 2008 |
アフリート 栗毛 1984 |
Mr. Prospector | Raise a Native |
Gold Digger | |||
Polite Lady | Venetian Jester | ||
Friendly Ways | |||
シジェームサン 黒鹿毛 1992 |
Septieme Ciel | Seattle Slew | |
Maximova | |||
Samalex | Ela-Mana-Mou | ||
Pampas Miss |
募集要項
Information
入厩予定先
関西・栗東・杉山佳明
総額(総口数)
1,000万円(200口)
一口価格
50,000円
維持費
3,000円/月(2歳1月より)
保険料
1,600円/年(2歳より)
分割支払い表
支払月 →
申し込み月 ↓
|
23年12月 | 24年1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 分割回数 |
---|---|---|---|---|---|---|
1歳12月 | 10,000 | 10,000 | 10,000 | 10,000 | 10,000 | 5回 |
2歳1月 | 12,500 | 12,500 | 12,500 | 12,500 | 4回 | |
2歳2月 | 16,700 | 16,650 | 16,650 | 3回 | ||
2歳3月 | 25,000 | 25,000 | 2回 | |||
2歳4月 | 50,000 | 1回 |
生産・育成の現場から
Report【競走馬名】
ローレルオーブ Laurel Orb 冠名+宝珠(英)。クラブの象徴的存在になってほしい
2024年4月(解説)
偉大過ぎる従兄に近づきたい。そんな大きな夢も決して絵空事ではないように感じられるのは、育成過程で非凡なポテンシャルを示しているからだ。ウシュバテソーロは昨年のドバイワールドCを制し、今年のサウジCでも僅差の2着となるなどワールドワイドに活躍しているが、本馬もスタミナが相当なもの。パッショーネの名物である10000mのハッキング、通称「万ハック」を既にクリア。とにかくやる気に満ち溢れていて、馬よりも先に騎乗者がバテてしまうほどだから驚かされる。馬体を見ると、牡馬にしては薄いのでインパクトがある方ではないが、このあたりはステイゴールド系らしさとポジティヴに捉えていいだろう。さらに遺伝子はスタミナに優れたT-T型である。これらの点を踏まえると、主戦場は2000m以上となる可能性が高いと思われる。ただし、ここでひとつ付け加えておきたいのは、普段の調教で短距離にも対応できそうなスピードを示していること。したがってステイヤーにありがちな「脚が遅い馬」という不安は皆無だ。夏のデビューを視野に入れて調教を進めており、北の大地からキャリアをスタートさせて、いずれは世界に羽ばたく馬になってほしい。
2024年4月(2歳育成馬情報)
新冠町のパッショーネにて、角馬場10000mのハッキングキャンターと屋内坂路1本を14-13の調教を行ない、代表が「歩様に硬さが出てきたので、数日ほど広めのパドックに放牧して、リフレッシュさせました。パドックで暴れて変な事をしないようにベテラン乗馬のポニーと一緒に放したけど、身体の小さなポニーにいじめられていましたよ。でも、良いリフレッシュになったと思います」と話すように、短期間のリフレッシュ期間を設けました。その後は「歩様の硬さの原因は右前肢蹄球部の挫跖でした。症状が軽かったので、装蹄を行なう事により、大きな問題はなく調教が行なえています。使用できるようになった屋外坂路コースで、次段階の調教に進めます」と代表が話すように、屋外坂路2本を14-13の調教を行なっています。本馬を管理予定の杉山(佳)師は「あくまでも自分のイメージだけど、ビッグレッドさんが導入する種牡馬は非根幹距離を得意にしているように感じています。この仔も父のウインブライトのように二千や特に千八を得意にしそうです。パッショーネさんの育成馬は早い時期からしっかり動けるので、函館千八デビューを狙って函館競馬場に直接入厩させる予定で調整をお願いしました」と今後のプランについて言及しています。測尺は体高162cm(±0)・胸囲181cm(+1)・管囲20cm、馬体重は462kg(+12)です。なお、本馬の従兄ウシュバテソーロがドバイワールドC(G1・ドバイ・D2000m)で2着に健闘しました。また、本馬の競走馬名が【ローレルオーブ Laurel Orb 冠名+宝珠(英)。クラブの象徴的存在になってほしい】に決定しました。
2024年3月(2歳育成馬情報)
新冠町のパッショーネにて、角馬場6000mのハッキングキャンターと屋内坂路1本を15-14の調教を行ない、代表は「筋肉量をできるだけ増やす目的で、筋トレ効果が高いハッキング調教の距離を延ばしています。坂路でのスピード調教を取り入れながら、この仔は万ハックを目指してトレーニングを進めていきます。角馬場でのハッキング調教のときからすごい気合いを出すので、乗っているのがつらいです。6000m乗っても馬はやる気満々の状態のままで、全然疲れていません。乗っている人間のほうが抑えるのに必死でバテてしまいます」と話しています。2月下旬からは角馬場10000mのハッキングキャンターと屋内坂路1本を15-14の調教を行なっています。代表が「元気がありすぎるので、すでに万ハックまでいってしまいました。その後の坂路調教はさすがに疲れるかと思ったけど、最後は14秒を切るペースで登坂してきましたよ。ちょっと走りすぎている感じだけど、馬に疲労感はありません」と話すように、出色のスタミナがうかがえます。測尺は体高162cm(±0)・胸囲180cm(±0)・管囲20cm、馬体重は450kg(±0)です。なお、本馬の近親ウシュバテソーロがサウジC(G1・サウジ・D1800m)で2着に健闘しました。
2024年2月(2歳育成馬情報)
新冠町のパッショーネにて、角馬場4000mのハッキングと屋内坂路1本を16秒ペースのキャンター調教を行ない、代表は「牡馬としては薄手の身体つきをしているけど、ものすごいパワーを持っています。ダクの走りが大きくて普通に走らせてもほかの馬より速度がかなり速いのは、背腰の力が強い証拠だと思います。セイウンスカイに騎乗した事がある先輩が話していた、セイウンスカイの背中や動きを思いだし、それにリンクすると感じました」とコメント。1月下旬は角馬場6000mのハッキングと屋内坂路1本を15-15のキャンター調教を行なっています。本馬の遺伝子検査の結果は、「意外にもスタミナに優れた中長距離タイプのT-T型でした。意外というのは、これまでの調教でスピード能力も高いと感じていたからです。スタミナタイプの筋肉にこのスピード感は楽しみでなりません」という結果で、代表は大きな期待を寄せています。本馬を管理予定の杉山(佳)師によると「ほかのウインブライト産駒を見ていないので産駒の傾向は分からないけど、馬の形や手脚のさばきからは芝千八あたりが合いそうだと想像しています。しっかりと調教をやって早期に馬を仕上げてくれるパッショーネさんなので、2歳夏の北海道デビューを目指したいです」との事です。測尺は体高162cm(±0)・胸囲180cm(-1)・管囲20cm、馬体重は450kg(±0)です。なお、本馬の従兄ウシュバテソーロが東京大賞典(G1・大井・D2000m)を連覇しました。また、本馬を管理予定の杉山(佳)厩舎所属イフェイオンがフェアリーS(G3・中山・芝1600m)を制し、コスタボニータがディセンバーS(L・中山・芝1800m)で2着に、愛知杯(G3・小倉・芝2000m)で3着に健闘しました。
2024年3月撮影
2023年11月撮影
2023年10月撮影