2025年12月（1歳馬情報）

新冠町のパッショーネにて、屋外坂路2本を15-15のキャンター調教を行ないました。代表は「1歳のこの時期だから後肢がまだ甘いですが、それなのに15秒を切る時計で楽々と登坂するので驚いています。身体に緩さがあるので、遅いペースだとジタバタした動きになりますが、ペースを上げると良い動きをしますね。遠くでハミをとるような感じで身体をしっかりと伸縮できています。体力もすでに十分あります」と褒めています。そして、「15-15まで進めたので、リフレッシュで広めのパドックに放牧しています。ひと息入れた事で、筋肉が太くなる成長が見られています。リフレッシュ後は札幌のモモセライディングファームへ移動して、動きの基本練習を行なう“モモセ合宿”に入る予定です」と話しています。測尺は体高152 cm（±0）・胸囲177cm（-1）・管囲20cm、馬体重は440kg（+5）です。なお、本馬の父マインドユアビスケッツの産駒デルマソトガケが浦和記念（Jpn2・11月26日・浦和11R・D2000m）で3着に健闘しました。


2025年11月（1歳馬情報）

新冠町のパッショーネにて、屋内角馬場2000mのハッキングと屋内ダートコース1600mを普通キャンターの調教を行なっています。代表によると「馬房内をひとりで回って自主練している事があり、その影響なのか、騎乗運動時に右回りはスムーズだけど左回りはリズムが乱れる事があります。下から見ていても判らず、騎乗すると少し感じる程度ですが、これからの調教で左回りに慣れていけばスムーズになるでしょう」との事です。本馬を管理予定の東田師は「至って順調な成長曲線をたどってきているという印象です。私の一番のお気に入りは、賢そうな顔です。血統はダート寄りな感じがするけど、決めつけずに適性を見極めながら管理します」と話しています。測尺は体高152cm・胸囲178cm・管囲19.5cm、馬体重は435kgです。なお、本馬の近親インユアパレスが神無月S（OP・10月26日・東京11R・D1400m）で、リアライズが3歳以上1勝クラス（10月18日・京都12R・芝1400m）で優勝しました。また、本馬の父マインドユアビスケッツの産駒ホウオウビスケッツが毎日王冠（G2・10月5日・東京11R・芝1800m）で2着に健闘しました。また、本馬を管理予定の栗東トレセン・東田厩舎所属マメタンクが2歳新馬（10月11日・京都6R・D1200m）で優勝しました。


2025年10月（1歳馬情報）

新冠町のハシモトファームでは夜間放牧を行ないました。社長によると「ときどきトレッドミル運動も行なっています。初めは1頭になると鳴き叫びなら走っていましたが、慣れてきて集中できるようになりました。元気があるので5日連続で入れたときもありましたが、疲れを見せる事はなく、かなり体力がありそうです」との事です。本馬を管理予定の東田師は「仲間が放牧されているのに自分だけ馬房で待たされている時間帯に視察する事が多いので、仲間と離れてしまって寂しがる様子が愛おしいです」と話しています。その後、同町のパッショーネへ移動して騎乗馴致を開始しました。なお、本馬の近親インユアパレスがエニフS（L・阪神・D1400m）で優勝しました。また、本馬の父マインドユアビスケッツの産駒ナリノシャーウッドが2歳新馬（中山・D1800m）で優勝。本馬を管理予定の栗東トレセン・東田厩舎所属ボクマダネムイヨが2歳新馬（阪神・D1800m）で優勝しました。

新冠町・パッショーネにて撮影

2025年7月撮影

2024年12月撮影

2024年9月撮影