【競走馬名】

ルーメン　Lumen　光束の単位（英）。母名より連想


2024年9月（2歳育成馬情報）

新冠町のパッショーネにて、屋外坂路2本を14-13の調教を行なっています。代表は「ペースを上げるとさらに大きな飛びで走るので、鞍上の感覚よりも速い時計が出ます。動きも息遣いも楽なのでこれ以上でも簡単に時計が出そうだけど、今は時計が速くなりすぎないように注意して調教を行ないます」とコメント。その後も「馬自身がまだまだ速く走れると思っているので、少し手綱を緩めるとガツンと反応して、鞍上が意図しないペースアップをする事があります。今は体力と走行フォームの基礎強化に重点を置いた調教を行なっているので、こちらが考えている負荷よりもオーバーワークにならないように仕向けています」と話しています。本馬を管理予定の鮫島師によると「パッショーネさんで基礎がしっかりとできてから、本州のアカデミーか小松トレセンへ移動する予定です。本州は北海道に比べるとまだ暑いので、移動は早くても9月中旬頃にするつもりです」との事です。測尺は体高157cm（±0）・胸囲176cm（+2）・管囲19cm、馬体重は418kg（-8）です。なお、本馬を管理予定の鮫島厩舎所属リフレーミングが小倉記念（G3・中京・芝2000m）を制しました。また、本馬の父リアルスティールの産駒チカッパが北海道スプリントカップ（Jpn3・門別・D1200m）で優勝しました。


2024年8月（2歳育成馬情報）

新冠町のパッショーネにて、角馬場4000mのハッキングと屋内坂路1本を18秒ペースのキャンター調教を行ないました。代表は「軽めの騎乗運動を入念に行なってきたので、体力はすでにかなりのレベルまで戻っています。ペースを上げた調教に進めた事で気持ちのスイッチが入り、この程度の調教内容では走り終えた後も体力が余ってうるさくて仕方がありません。早く調教負荷を高めたいけど、患部の状態を見ながらなので、もうしばらくは頑張ってこの調教内容を継続します」と話しています。翌週も「まだ抑えた調教で様子を見ている段階だけど、右前肢膝裏部に変化はなく、問題のない状態です。速く走りたがっているのを抑えながら乗っているので怒った顔をして走っているけど、馬と鞍上のコミュニケーションはうまくとれていると思います」と代表が話すように、患部の変化は見られませんでした。その後は16秒にペースを上げたキャンター調教を行ない、代表は「調教を重ねても脚元に異常はないので、少しずつペースを上げていきます。以前に15-15まで進めた事がある馬だし、前進気勢が強い気性面や長期休養しても緩みすぎない身体面を考えると、競馬に向けての仕上げに時間がかからないタイプだと思います。9月にはトレセンへ移動できる状態になりそうです」とコメントしています。そして、代表が「屋外坂路での調教に進めています。広いコースに出すと休養前よりも走りのストライドが伸びた大きな走りができるようになっており、成長が感じられます。念を押して楽走で脚元の様子を見ているけど、問題はないので徐々に時計を詰めていく予定です」と話すように、屋外坂路2本を14-13の調教を行っています。測尺は体高157cm（+1）・胸囲174cm（-1）・管囲19cm、馬体重は426kg（-1）です。


2024年7月（2歳育成馬情報）

新冠町のパッショーネにて、角馬場で軽めの騎乗運動を再開しています。本馬を管理予定の鮫島師は「休んでいる間に身体が大きくなったようだし、良い休養になりました。引き続き現場でケアしてもらう必要はあるけど、もう膝裏は問題ないようなので、少しずつ進めていけるでしょう」と話しています。代表は「患部はすでに回復しているけど、念を押してリハビリのような目的で軽めの運動をじっくりと行なっています。休養前よりも人と馬とのコミュニケーションがとりやすくなった感じがするので、このままの精神状態を維持できるように乗り進めていきたいです」とコメント。その後は「反復した基礎運動を行なっている段階だけど、相変らず一歩一歩の動きが俊敏でバネのある動きをします。精神的なコミュニケーションがとりやすくなっているものの、ときどき素早い動きで尻っ跳ねしたり後ろ蹴りが飛んでくるように、気が強いところは変わっていません」と評しています。測尺は体高156cm（±0）・胸囲175cm（-2）・管囲19cm、馬体重は427kg（+1）です。なお、本馬の父リアルスティールの産駒レーベンスティールがエプソムC（G3・東京・芝1800m）を制しました。

2024年3月撮影

2023年11月撮影

2023年10月撮影