2025年11月（1歳馬情報）

新冠町の対馬正牧場では夜間放牧を行ない、新冠町の福地トレーニングファームへ移動して、騎乗馴致を行なっています。代表によると「こちらに移動してきてからも身体の成長が進んでおり、入場から体重が20kgほど増えて見栄えがする馬体をしています。気性的に少しバタバタする事があるので、時間をかけて馴致を行なっています。でも、騎乗される事にようやく慣れてきたので、もうすぐ馬場での調教に進められるでしょう」との事です。測尺は体高158cm・胸囲180cm・管囲20cm、馬体重は470kgです。なお、本馬の父トゥザワールドの産駒サキドリトッケンが九州ジュニアチャンピオン（重賞・9月15日・佐賀6R・D1400m）と、ネクストスター佐賀（重賞・10月13日・佐賀6R・D1400m）の地方重賞を連勝しました。


2025年10月（1歳馬情報）

新冠町の対馬正牧場にて夜間放牧を行なっています。10月初旬に同町の福地トレーニングファームへ移動する予定です。対馬裕也氏によると「当場は父トゥザワールドの産駒ヴァヴィロフ、キタノソワレなどが活躍してくれており、うちの繁殖牝馬との相性が良いためよく配合しています」との事で、本馬にも大きな期待を寄せています。


2025年9月（解説）

“千直の王”の異名をとったライオンボスの弟がラインナップに加わった。兄はアイビスSDで1着→2着→2着と3年連続の連対を果たすなど、直線競馬で一時代を築いた名馬。潜在的なスピードはG1級だった。一方の母はクラブの募集馬。オルフェーヴルと同世代のステイゴールド産駒として期待されたが、デビュー前に蹄葉炎を発症したため、募集中止となった経緯がある。母系を遡ると牝祖は歴史的名繁殖牝馬のSex Appeal。したがってアーモンドアイやRags to Riches、El Gran Senorといった世界的スーパースターと同じ一族となる。そして母の8番仔となる本馬の父はトゥザワールドだ。現役時代はG1で2着が3回。種牡馬としても存在感があり、芝・ダート・障害、さらには距離を問わずに上級クラスの産駒を送り出している。付け加えればマスカレードボールやボルドグフーシュ、ラヴェルやセイウンハーデスの活躍で評価が急上昇している「サンデーサイレンスの3×3」のクロスもいい感じだ。クラブ所属だった兄フィニッシュムーヴ（父ホッコータルマエ）はデビュー戦で2着に好走したものの、惜しくも勝ち上がりに届かず。そんな兄、そして母の悔しさは弟が晴らしてくれるに違いない。


2025年9月（1歳馬情報）

新冠町の対馬正牧場にて夜間放牧を行なっています。10月初旬に同町の福地トレーニングファームへ移動する予定です。

2025年6月撮影