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2024年産1歳募集馬レポート①

募集馬情報

②ファービヨンド24 開口一番、「幅が出て力強くなったでしょう!」と、ハシモトファーム社長が強調する。「年間を通じての夜間放牧で鍛えて体質が強くなった証だと思います。背中が伸びてきて、腰や尻が大きくなりました。今は青草をガッツリ食べている事もあり、身体全体がふっくらしていますが、馴致が始まったら締まってメリハリが出てくるでしょう」という言葉通り、はちきれんばかりの肉付きが出色だ。5月生まれの標準的なサイズだと直近の測尺や馬体重(愛馬レポート参照)を教えてもらったが、その数字以上に大きく感じさせる迫力満点の馬体を誇る。僚馬たちを率いるように先頭に立って放牧地を走りはじめた本馬の、躍動感のある力強い動きに目を奪われた。社長によると「放牧中はもちろんですが、馬房でもよく動いています」との事。活気のある様子に感心していたら、「うるさいくらいです」と社長が笑う。「落ち着きがあまりないとも言えますが、物怖じしないですね」と話すように、気性面も頼もしい。北海道ではまれな酷暑をものともせず、心身ともにたくましく成長中だ。 募集馬情報ページはこちら 出資予約ページはこちら


 

⑥アメージングムーン24 この7月、セレクトセールでアメージングムーン2025が里見治氏に1億2000万円で落札された。あらためて仔出しの良い母の“名繁殖牝馬ぶり”を実感したばかりだが、その姉である本馬も、馬っぷりの良さが群を抜いている。村田牧場専務は「全体のシルエットなど、いかにもコントレイル産駒らしい馬体です。父は2歳からG1を勝っており、良い意味での早熟性を受け継いでくれていたら嬉しいです」と話す。さらに「早生まれのグループの中でも平均以上の馬格で、しっかり幅がありますが、太すぎないところが良いですね。姉のアメージングハナビは成長過程で少し背中が下がりぎみになった時期がありましたが、この仔は体形が大きく崩れる事なく、バランスの良い成長をしてくれているので、このまま大きくなってほしいです」と、順調な成長ぶりに目を細める。そして「父に似た動きの軽さがありますし、気性面でも牝馬らしい敏感さがあって、瞬発力がありそうです」と総括してくれた。全身を使ったしなやかで素軽い動きは、きっとレースでの切れ味に繋がるだろう。華やかな舞台での活躍が期待される。 募集馬情報ページはこちら 出資予約ページはこちら


 

⑦ファインスカイ24 ファインスカイ24を間近で見たのはわずか1カ月前だったというのに、放牧地を縦横無尽に力強く走る姿を目にして、その成長ぶりに「おおおっ!」と思わず声が出た。協和牧場場長が「当場の1歳馬で一番背が高く、胸前が薄めできれいな馬体です。それでいて胸囲などの数値がかなり大きく見た目と異なるところがこの馬の良いところではないでしょうか」と評する。後肢に力をためて勢いよく走りはじめると、肩から胸前の筋肉がクッキリと盛り上がり、美しさに力強さが加わるのだ。「父の産駒はいろいろなタイプがいますが、その中でも父によく似た体型です。中距離から長距離で良績を挙げた父のように、この仔も芝の長めのところで走れそうだと思っています」と教えてくれた。本馬の馬体と動きは、「これまでの母の産駒で一番出来が良いと思っています。オークスに出走させたいくらい」というコメントが、単なる“夢”ではないという説得力を感じさせるほどだ。場長が兄ゴーゴーユタカよりも高く評価する出来の良さ、そして漂わせる「大物感」は、兄姉以上の活躍をしてくれるのではないかという期待を膨らませる。 募集馬情報ページはこちら 出資予約ページはこちら


 

⑪トーホウドルチェ24 提供者のパッショーネ代表は、「サウスヴィグラスの肌にタリスマニックの産駒だと、やや固めでダート向きではという印象がありますが、この仔は身体に柔軟性があって芝でも走れる気がします。実際、父にも母の父にもあまり似てなくて、なんだかブライアンズタイムに似ているところに魅力を感じ、竹島牧場さんから譲ってもらいました」と、本馬の提供を決めた経緯を教えてくれた。そんな本馬は、5月生まれという事からやや小柄かと思いきや、僚馬たちの中でも堂々とした存在感を放っている。本馬を生産した竹島牧場場長も「遅めの生まれですが、早生まれの馬と同じような成長曲線を描いています」と頼もしそうに語る。さらに「お母さん譲りで気が強く、この仔もボス的な性格です。一見、放牧地で群れを仕切っているように見えますが、実際は強くて大人しい仔がリーダーで、その2番手。ボスの指示を聞いてそれを仲間に伝える実行役のような存在なんです」と教えてくれた。首を低く下げて僚馬の間をのし歩きつつ、リーダーの動向に気を配っていた。この賢さと落ち着きで、間もなく始まる本格的な育成も順調に進む事だろう。 募集馬情報ページはこちら 出資予約ページはこちら


 

⑫レジャンドローズ24 ウォーキング動画からも判るように、本馬の歩様に独特な力強さを感じる事をグランデファーム社長に伝えると、嬉しそうにほほ笑みながら「常歩の歩きに“粘り”があるでしょう」と絶妙な表現で説明してくれた。間髪を入れず、「走るところも見てください。上体がブレないまま四肢が動くような体幹の強さがありますから」と強調する。実際、スタッフに促されて走りはじめた本馬の走りを見て、JRAのコマーシャル動画『最後の10完歩』を思い出し、そして小田和正の『woh woh』が脳裏に流れた。本馬の走行フォームはもちろん、その動きを生み出す馬体もまた素晴らしい。「姉グリニッジローズの出来が良かったので、連続して同じ父を配合して生まれたのがこの仔です。姉も良いですが、この仔はさらに上のレベルにあると感じています。姉が早期デビューを目指していたのに、怪我を負ってしまってデビューが遅れたので、この仔も同額で募集させてもらいました。姉も妹も活躍してくれると思っています」と結んでくれた。そんな本馬に、会員諸氏もぜひ夢を託してみてはいかがだろうか。 募集馬情報ページはこちら 出資予約ページはこちら