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2022年産1歳募集馬レポート①

募集馬情報

①サトノジャスミン22 標準サイズより少し小さいくらいの馬体だったが、長時間の夜間放牧で鍛えられて、どんどん大きくなっている。来年の今頃には、牝馬としては標準サイズの450kgぐらいに到達する見込みとあれば、心配は無用だ。また、純白な見た目ばかりがフィーチャーされるが、脚回りにも要注目。真っすぐで癖がなく、いざ動かしても、脚先を振ったり曲げたりする事なく綺麗に歩けるので、故障とは無縁の競走生活を送れるに違いない。新冠町の村上欽哉牧場での中期育成を終え、現在は日高町の加藤ステーブル内にあるヤシ・レーシングランチへ移動し、後期育成に入っている。村上欽哉牧場社長は「うちが生産してヤシさんで育成された馬の成績はとても良いんです。ほとんどが勝ち上がっていますよ」とアピールする。白毛という事もあって、早々に満口となった本馬。「皆さんの応援に応えるためにも、何とかひとつでも多く勝てるようにと思って育ててきました」という思いに応えて、新たな白毛のアイドルとなる事を願う。 満口


 

②アラマサスナイパー22 時には牧場スタッフを困らせる激しい気性も、競走馬としては大きな武器になるはずだ。すでに新冠町のアラキファーム本場から浦河町野深のディアレストクラブ分場へ移動して夜間放牧を行なっている本馬。アラキファーム社長は「やんちゃでワガママ。口うるさくて攻撃的な馬なんです」と明かす。それを象徴するエピソードがひとつ。「うちにいた時、最後は牡馬2頭で広い放牧地にいて、もう1頭とよく相撲をとっていたんですが、時にいきすぎてレスリング? 柔道? みたいな感じになっていて…。体落としを決めると、そのまま相手の上に乗っかって『抑え込み1本!』みたいな遊び方をするんです」と苦笑いを浮かべながら回想する。ただ、母の父がステイゴールドなので、これぐらいのアクティブさは前向きに捉えていいだろう。「やんちゃな気性は育成場でがっつりと叱られれば治まるはず。牡馬は叱られて気性が治っていくんですよ」と社長。タイミングを見て、浦河町西舎のディアレストクラブ本場で騎乗育成に移る予定だが、そこで心身ともにどんな変化を遂げるのか、楽しみに待ちたい。 募集馬情報ページはこちら 出資予約ページはこちら


 

③アメージングムーン22 半兄のノースブリッジがAJCCを制覇、全兄のタッチウッドが共同通信杯で2着と、兄2頭が春の重賞戦線を沸かせた事からも、本馬への期待は膨らむばかりだ。村田牧場専務は「ノースブリッジとは違い、タッチウッドにそっくりな馬体をしています。半兄アメージングサン(父ロードカナロア)にも似ている部分があるのは、どちらも父がキングカメハメハ系だからでしょうね」と分析。普段の様子について聞くと、「時折見せる気の強さはこの牝系由来です。でも普段からチャカついているわけではなく、どっしりとした気性で賢さを感じますよ」と高評価なのが頼もしい。牝馬にしては腹回りがボテッと映るが、「青草が豊富な時期ですし、しっかりと食べている証拠。育成場へ移動すると輸送や初めての環境などで馬体が減るので、ちょうどいい感じ」との事だ。新冠町の村田牧場での中期育成を終え、現在は日高町のファンタストクラブへ移動し、後期育成に入っている。偉大な兄たちに追いつき、追い越すための戦いは始まったばかりだが、G1制覇の瞬間を心待ちにしたい。 満口


 

④ウインジュビリー22 後肢のハ行で心配されたが、治療の甲斐あってすでに回復し、新冠橋本牧場で夜間放牧を再開している。新冠橋本牧場社長は「後肢のハ行は捻挫のような症状でした。回復まで少し時間がかかったけど、夜間放牧を再開できるまでに回復してくれました」と安どの笑みを浮かべる。なるほど、放牧地を元気いっぱいに走り回っている姿を見る限り、もう何の心配もいらないようだ。以前はいくらかボテッとした身体つきだったが、ここにきて胴が伸び、シャープさが出てきた印象。社長は「この時期、青草をたくさん食べるので、普通はお腹がボテッとしてくるんですが、この仔は逆にすっきりとしてきました。自分で身体を作っている感じで、これは走る馬の特徴だと思います。体型の変化が大きい馬は良い馬になる事が多いので、とても良い成長をしてくれています」と賛辞を連ねる。今後は日高町の加藤ステーブル内にあるヤシ・レーシングランチへ移動して騎乗育成に入る予定。セリでも産駒が高値で取引されるなど、日増しに評価が高まっている父サートゥルナーリアの代表産駒となる事を期待したい。 募集馬情報ページはこちら 出資予約ページはこちら